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いまさらだけど。猫に水が必要な理由って?

いまさらだけど。猫に水が必要な理由って?

これから気温がどんどん下がって寒くなると猫の飲水量が減ってしまうため、飼い主さんはウェットフードを活用するなどして水分を取らせる工夫をされるはず。しかし、そもそもなぜ猫にとって水は必要なのか知らない方も多いのでは?今回は、その理由を解説いたします。 

水も栄養素のひとつ

タンパク質やビタミンなどとは違って、水は栄養学上、軽視されやすいもの。しかし、猫の体の役60%~65%は水分。水は猫にとって、大切な栄養素のひとつだと言えます。

また、猫以外の動物とっても水はとても貴重な栄養素。一般に動物は体内から10%~20%の水分が失われると死に至ると考えられており、食料を得られなかった時よりも水を摂取できなかった場合のほうが命を落としやすいと言われているのです。

水の役目とは?

水が体内で果たす役目は、大きく分けて5つあります。

  • 吸収した栄養素を体内に運ぶ
  • 体細胞の新陳代謝を促す
  • 体内の各組織に酸素を運び、二酸化炭素や代謝によってできた物質(代謝産物)を回収する
  • 吸収した栄養素を消化する
  • 尿や便に含まれ、体内の老廃物が排出される

猫の健康は水分の「摂取」と「喪失」のバランスが保たれていてこそ、維持できるもの。喪失する水分量のほうが多いと脱水症状に陥ってしまい、危険な状態になってしまう可能性があります。

脱水症状で命を落とさないためには―

動物も私たち人間と同じで尿や便といった排泄物や「不感蒸泄」といって、無意識のうちに気道や皮膚から水分が蒸発(発汗は含まない)し、水分が喪失します。排便は水分排出量の7%程度ですが、排尿は70%。脱水症状を引き起こしている時でも排尿によって水分は出ていきます。

愛猫が脱水症状を引き起こしている時により重篤な症状に陥らせないためには、早めに動物病院を受診することが重要。食欲がなくぐったりしている、下痢が止まらない、水っぽい下痢をしているなど、普段と違う様子に気づいたら獣医師に相談し、治療を進めてもらいましょう。

猫は生まれながらに水分補給量が少ない動物

猫は犬よりも、必要とする水分量が少ない生き物です。これは猫の祖先に大きな関係があります。猫の祖先だといわれているリビアヤマネコは砂漠のような乾燥地帯に生息していました。そうした環境の中では水分を確保することが難しかったため、少ない水分量で体を維持できるよう、進化していったのです。

しかし、そうした進化をしてきたことにより、水分量が少なく、濃度が濃い尿を排出せざるを得なくなりました。濃度の濃い排尿をするということはその分、腎臓に負担がかかるということ。腎臓への負担は下部尿路系の病気を引き起こす原因になることも多いので注意が必要です。

特に寒い季節は飲水量が減り、泌尿器系の病気が引き起こされやすいもの。こうした時期にこそ、水分補給の大切さを再認識し、おいしく楽しく飲水量を増やしてあげられるように努力していきましょう。

文/古川 諭香

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