• 病気事典

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鼻が低く平らな顔をした短頭種は、比較的いびきをかきやすいので、寝ている時にかくいびきは問題ないと言える。しかし、音が大きい、昼間の起きている時間帯も音が出る、などの場合は呼吸器系疾患の可能性もあるので注意が必要だ。また、あまりいびきをかかない長頭種がかく場合は、病気の可能性があるので様子を確認しよう。

ここをチェック!1つでもあてはまったら要注意!

① 環境は特に変わっていない
② 呼吸が苦しそう
③ 短頭種である

いびきをする代表的な病気

いびきは眠っている時に鼻から鼻腔・咽頭・喉頭までの上気道(じょうきどう)が、何かの原因で狭くなり、空気が流れにくくなって、粘膜が震えたり抵抗することで、音が出る現象を指す。鼻が低くて平らな顔をしたブルドッグやフレンチブルドッグ、パグ、ボストンテリア、ペキニーズ、マルチーズ、シーズー、キャバリアなどの短頭種は、いびきをしやすい犬種である。

あまりいびきをしていなかった犬が、急にいびきをするようになったら要注意。また、音の大きいいびきや、いびきと一緒に咳が出たり、呼吸が苦しそうな場合はすぐにホームドクターに相談する。

■アレルギーなど鼻粘膜の炎症

たばこの煙が原因で鼻粘膜が傷つき、空気がながれにくくなっていびきをするケースは多い。また、ウィルスや細菌の感染、アレルギーが原因で鼻水が出て鼻詰まりからいびきをかく場合もある。

■気管虚脱(きかんきょだつ)

気管が圧迫され、呼吸ができなくなる病気で、完全にふさがれてしまうと窒息死の危険性がある。肥満や遺伝による病気と考えられているが、原因はよくわかっていない。

■軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)

口腔内の天井部(硬口蓋)から後方にのびた柔らかい軟口蓋(なんこうがい)が通常よりも長く、呼吸が妨げられておこる病気。苦しそうに呼吸をしたり、食事が飲み込みにくく、食事時間がかかることもある。
体温調節が上手くできず熱中症となるケースも多い。

■無呼吸症候群(むこきゅうしょうこうぐん)

上気道が完全に塞がれることで空気が通らず無呼吸になる病気。酸素が十分にゆきわたらないので、疲れがたまりやすくなる。

■鼻腔内腫瘍(びくうないしゅよう)

鼻腔に悪性の腫瘍(鼻腔内腫瘍、ガンのこと)ができて、呼吸を妨げる。鼻血や鼻水、くしゃみ、顔の腫れ、目やに、口腔異常、眼球突出、呼吸困難などの症状が出たらすぐに病院へ。

■心臓肥大(しんぞうひだい)

心臓が大きくなり血液を全身に送りにくくなる病気。いびきと咳が出る場合はこの病気を疑う。突然倒れて失神するケースもある。

★飼い主さんができる予防

犬を飼育している家では、室内完全禁煙とする。また、肥満防止を心がけ、ダイエットフードに切り替えたり、運動により体重管理を徹底する。 アレルギーによるいびきでは、動物病院でアレルゲンを特定しておくことで、予防につながる。
老犬になると喉や首の筋肉が衰え、気管が狭くなって、いびきをしやすくなる。寝ている時、枕をしてみたり、タオルを敷くなどして、呼吸が楽になる体勢にすると、いびきが止まることもある。
この症状にあてはまる病気
この症状にあてはまる病気

犬の軟口蓋過長症

犬の気管虚脱

犬の気管支狭窄

犬の鼻腔狭窄症

犬の副鼻腔炎

犬の鼻炎


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