2018-10-09 鮭と野菜のふわふわ焼き 【わんこの手作りごはん】 ペット食育協会須﨑恭彦食食事 須﨑恭彦監修わんこの手作りごはん 鮭と野菜のふわふわ焼き 旬の鮭を使った簡単メニューです。すりおろした長芋と卵でフワッとした仕上がりになります。マヨネーズをかけて焼き上げると飼い主さんも美味しく召し上がっていただけます。 ※このレシピシリーズは、わんちゃん、猫ちゃんでも安心して食べられる食材や薄味、やさしい温度などを前提に考案しています。当然、味付けを人好みに変えれば、飼い主さんだっておいしくいただけます。 材料 (体重10キロの子の1食分) 鮭 一切れ(約100g) キャベツ 30g カボチャ 30g アスパラガス 20g ミニトマト 3個 エリンギ 20g 卵 1個 長芋 20g 甘酒 大さじ1と1/2杯 味噌 小さじ1/2杯 すりごま 小さじ1杯 牛乳または豆乳 大さじ2杯 植物油 小さじ1杯 パセリ 少々 作り方 1.カボチャは0.5ミリ幅の細切り、キャベツ、アスパラガス、エリンギも食べやすい大きさに切って耐熱皿に入れます。 植物油大さじ1杯を加えて全体に油が行き渡るように混ぜ合わせておきます。 2.ボウルに味噌と甘酒を入れて混ぜ、さらに、溶き卵、すりおろした長芋、すりごま、牛乳または豆乳を加えてよく混ぜます。 3.鮭は表面の水分をキッチンペーパーで拭いて食べやすい大きさにそぎ切り、プチトマトも食べやすい大きさに切って、1の上に並べます。 4.全体に2を回しかけて、オーブントースターで20分程度焼き、パセリをちらして完成です。 ポイント 鮭の身の赤い色素成分「アスタキサンチン」には、強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。また、カルシウムの吸収を促す作用や骨へのカルシウム沈着を助ける働きのあるビタミンDも含まれています。 キャベツに含まれるビタミンUは、胃粘膜を保護する働きがあります。また、骨の生成や形成に関わるビタミンCやビタミンK、さらに、カルシウムも含まれているので、上記の鮭に含まれるビタミンDと一緒に摂ることによって、カルシウムの吸収率アップにも繋がります。 カボチャに含まれるビタミンEやβカロテンには、どちらも強い抗酸化作用があります。ビタミンEは血行を促し、βカロテンは体内でビタミンAに変換され皮膚や粘膜の保護、抵抗力を高める働きがあります。また、ビタミンCも含まれますので細菌感染などの予防効果が期待できます。 アスパラガスに含まれるアミノ酸の一種「アスパラギン酸」には、体の中の毒素を尿とともに排泄させる利尿作用や新陳代謝を高める作用、疲労の原因物質である乳酸を分解する作用があります。 トマトに含まれるクエン酸には、脂肪や乳酸を分解する作用があります。エネルギー生成に関わるため疲労回復に効果があります。また、吸収されにくいミネラルの吸収率を上げる効果もあります。その他、抗酸化作用のあるリコピンも豊富に含まれています。リコピンは脂溶性なので油と一緒に調理すると吸収率が上がります。 卵には三大栄養素をはじめ、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれています。必須アミノ酸でもあるメチオニンには、活性酸素を抑える他、脂肪肝を防ぐ効果もあると言われています。また、卵黄に含まれるレシチンは、体内のアセチルコリンという神経伝達物質の元となる成分で、血中コレステロールの抑制や脳の働きを活発にする効果があります。 長芋に含まれるヌメリ成分には胃粘膜を保護する働きがあります。また、カリウム、亜鉛、鉄分などのミネラル類をはじめ、内臓の機能を高める働きのあるコリン、サポニン、アルギニンなどの有効成分も含まれます。 エリンギには、糖質や脂質などの栄養素の代謝に関わるビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸などのビタミン類が豊富に含まれる他、腸内環境の改善に役立つ食物繊維も多く含まれます。 甘酒や味噌などの発酵食品には、微生物の働きによって栄養素の分解が起こるため、消化吸収がしやすくなったり、ビタミンなどの新たに生まれた有効成分を摂ることができます。また、腸内環境を整える働きがありますので、免疫細胞の活性化にも期待ができます。 ■提供 ペット食育協会指導士 高橋由希子 5年前、空き家育ちの保護犬を新たに家族に迎え、現在2頭のワンコと生活。手づくり食を始めてから、食の時間もペットの心を豊かにするコミュニケーションツールのひとつと考え、食べることが大好きな2頭と手間抜きしたい飼い主(私)のために「簡単で美味しいごはん」を研究&実践中。 ◆ペット食育協会 http://apna.jp/instructor/p86.html \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 愛犬の腸内環境を整える「南瓜アイス」 (2.21) 愛犬の胃腸に優しい!とろろ焼きそうめん (1.8) 愛犬のむくみ予防に効果的!冬瓜のソテー (1.4) レンジで簡単!愛犬と食べられる「じゃがいもとツナのレンジ煮」 (12.19) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする