2017-03-10 【わんこの手作りごはん】火鍋風薬膳鍋 きくらげキャベツクコの実ナツメペット食育協会中華人参生姜菜の花須﨑恭彦食食事骨つき鶏肉 須﨑恭彦監修わんこの手作りごはん 火鍋風薬膳鍋 火鍋風で邪気予防! 元々『火鍋』は中華圏の代表的な鍋料理(主に鴛鴦火鍋:ユエンヤンホーコーを指す)で、鍋を二つに仕切り、陰陽を表すように、異なったスープで好みの食材を煮て食べます。ですが、様々な地方において、作り方も異なります。今回は、前の季節(冬)のケアと現在の季節の強化、また、来るべき季節の(梅雨:長夏、夏)の邪気予防を兼ねた鍋にアレンジしました。 人用としては、塩を加えるだけでok!十分な美味しいスープが出ていますので、多めに作って、ぜひ、わんちゃんと一緒に楽しんでくださいね。 ※このレシピシリーズは、わんちゃん、猫ちゃんでも安心して食べられる食材や薄味、やさしい温度などを前提に考案しています。当然、味付けを人好みに変えれば、飼い主さんだっておいしくいただけます。 材料(体重10キロの子の1食分) キャベツ 40g 菜の花 1〜2房 人参 10g 木耳・ 戻したもの3g くこの実 3粒 大棗 1/3個 生姜 薄切り1片 骨付き鶏肉 3本 今回は手羽元 全粒粉もしくは米粉 20g 水 大匙1 ※大棗(たいそう)ナツメの成熟した果実を乾燥させた生薬 作り方 1.粉を混ぜて団子を作る。 2.鶏肉以外、材料を食べやすく切る。 3.鶏肉は骨に沿って切り込みを入れておく。 4.材料を鍋に入れ、ひたひたの水で煮る。 5.沸騰して5分煮たら、蓋をして10分蒸し煮にする。 6.冷ましたのち、器に入れる。 ポイント キャベツは薬膳の世界から見ると、『甘/平 肝胃腎 健胃・化湿・散結』になります。身体を温めもせず、冷やしもしない中立の位置で使いやすく、体質を選びません。また、肝胃腎に関係することから、消化・デトックスのお手伝いの他、湿気を飛ばし(化湿)、できもの・塊の解消(散結)の期待もあります。春キャベツには淡色野菜中 ビタミンUの含有量が最も多く、更に甘くて柔らかいので、とても食べやすくヘルシーな食材のひとつです。 鶏肉:湿邪(湿気)の影響を受けやすい胃腸を高める食材 また鶏肉にはメチオニンが多く含まれ、これは肝機能の強化、肝臓に脂肪がつくのを予防する働きがあります。また、皮膚や粘膜の乾燥を防ぐレチノール、手羽先には更に皮膚や被毛の健康を保つコラーゲンがたくさん含まれています。 大棗:体を温め、緊張を緩和させる作用をもちます。 文/黒沼朋子 ペット食育協会上級指導士・ペット栄養管理士・薬膳講師。”こだわりの優しさをわんこに”をモットーにトリミングサロン「シアン・シアン」を運営中。ペットと家族の絆をより深めてもらえるよう、生活の質の向上・初期段階の手当(予防)に重点を置き、食育もその一つのツールとして講座を展開。各種愛犬家向け雑誌などへレシピの提供・監修・コラム掲載にも携わる。 ◆ペット食育協会 http://apna.jp/instructor/p08.html \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 犬の生活習慣病予防に!鯖と山東菜のレンジ蒸し (2.9) ワンコ大喜び!牛ステーキのパセリチーズソース (1.31) ワンコと食べられる「きのことモッツアレラチーズのボロネーゼ」 (1.19) ワンコの免疫力アップ!南瓜と豆腐のケーキ (1.11) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする