『いくつになってもこのコといっしょ』50超え子なし女性、ペットと自分の終活を考える。

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『いくつになってもこのコといっしょ』50超え子なし女性、ペットと自分の終活を考える。

イヌじまい/ネコじまい いくつになってもこのコといっしょ

我が家は、14歳メス、7歳メス、5歳オスの猫3匹がいます。

いちばん上のコは、高齢期となり、真ん中のコもそろそろ…といったところです。私自身も50を超え、勤め人人生10年を切りました。

うちのコたちといつかはお別れしなくてはならない時が来ることは、当然ながらわかっています。そのことを考えると、絶望的に悲しい気持ちになりますが、お互いが元気な今こそ、考えておかなければならない問題だと、常々うっすらと考えておりました。

書店のペットコーナーは、いつの間にか終活本が増えています。やはり、終活本は備えと覚悟を決めるために需要があるんだなあと感じます。

そして今回見つけたのが、1115日に発刊になった本『イヌじまい/ネコじまい いくつになってもこのコといっしょ』(小学館クリエイティブ刊)。

全体的にシックなデザインで、カバーイラストが素敵なので、私好み。「イヌじまい/ネコじまい」という副タイトルも面白いと思いました(収納の「しまう」ではなく、「終い」の方ね)。

本の作りは、6章に分かれていて、「ペットと飼い主の健康問題(健康寿命を長く保つ!)」、「お金の問題(年金暮らしでやっていけるの?的な不安)」、「ペットを介護する際の不安」、「ペットを看取る不安(泣!)」、「新しいペットを迎える不安」、「自分が先立つ不安(どうする?)」の構成になっています。

漠然と終活ってどうすればいいのかな~と感じていましたが、具体的な困りごとを細かく挙げてあり、それに答える形で解説されています。

私が気になったのは、「新しいペットを迎え入れる不安」。確かに! この先、ずっと猫といっしょにいたいけど、5歳のコが仮に15歳まで生きたとして、10年後私は60超え…!

7年前に14歳のオスのコを看取りましたが、その時はそんなこと全然考えなくて、まだ若かったし(若くはないけど、今よりはね)、だから7歳のコと5歳のコを立て続けに迎え入れたのです。

60超えで新しいニャンを受け入れる? そのコが15年~20年生きたとして、自分75~80歳!(ひー! 考えたくないよお) ギリギリいけるかもしれませんが、老いてきて病気になったり、認知症になったりするかもしれない。そうしたら、自分の世話もままならないのに、そのコはどうなる? 夫は7歳年上で、このまま順当にいけば、奴のほうが先に逝く可能性は高いので(いや、わかりませんが)、子どもがいない私は確実にお一人様。仮に夫が私より長生きしたとして、猫より長く生きるかわからないし~。きちんと世話できるくらい元気かわからないし~。

今までどうする~と、本当にぼんやり考えていましたが、本を読んで自分ごととして捉えなければいけない問題なのだと気づきました。でも今なら遅くない、まだ間に合う!

この本のよいところは、高齢になってもペットを飼おう! というスタンスで、まとめられていること。高齢になって新しいコを受け入れるにしても、子猫じゃなくて保護されている成猫とか、動物病院が引き取っている猫を一時的に預かるとか、民間の動物愛護団体のボランティアをして猫と関わるなどの方策もあると提案しています。なるほど~。ボランティアに参加したら、老後はお一人様の私(と決めつけている)でも、知り合いとか猫好きの仲間ができて寂しくないわねーと、かすかな灯が見えてきました。

そのほかにも「自分で世話ができなくなったらどうしよう」「年金でやりくりできるか心配」「猫が年をとったらどうなるの?」「犬や猫にも認知症が多いの?」「トイレの介助はどうする?」「終末期、心の準備はどうする?」「私が死んだらこのコはどうなる?」「ペットと一緒のお墓に入れる?」など、ためになる内容がたくさんありました。

高齢になっても、なってからこそペットとの生活をできるだけ楽しく、できれば最期まで送れるように準備をしておく必要があることを気づかされました。どんな形の私の「ネコじまい」になるのかわかりませんが、高齢までの準備期間の今、悔いのないようにできることをやっておこうと思いました。

よい本でした! ありがとうございました!


『イヌじまい/ネコじまい いくつになってもこのコといっしょ』(小学館クリエイティブ発行)

A5判、128ページ、2色、1400円(税別)

詳細はこちらから
https://www.shogakukan.co.jp/books/77803548

イラスト:北村 人

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