続・たいちゃんがやってきた!【犬猫家族】
石黒由紀子の犬猫家族
~豆柴センパイと捨て猫コウハイと一緒に~ vol.50
以前にも書いた、友人の飼い猫・たいちゃん(永遠の里親募集中)。先日、3度目のホームスティにやってきました。最初のホームスティは1年半前、たいちゃんが生後約6ヶ月のとき(路上で弱っていたのを保護したため、性格な年齢は不明)。海外出張に出ることになった友人が「やんちゃで遊びたい盛りの仔猫を、ペットホテルに預けてケージの中で過ごさせるのは……」ということで、私が預かることになったのでした。そのときの滞在は1週間ちょっと。野良猫だったときに、カラスにでも襲われたのか、たいちゃんは片目が見えません。けれど、それをこちらが忘れてしまうくらい元気で、明るいエネルギーのかたまりのようなたいちゃんでした。
仔猫らしい無邪気さを発揮し、センパイには「おばちゃん、あそぼー!」、コウハイには「ねーねー、ぼくのこと、追いかけてね!」と積極的にアプローチ。はじめは戸惑っていた我が家の犬猫たちも、次第にペースに巻き込まれていったのでした。
そして、次はたいちゃんが1歳2ヶ月(推定)のとき。少しオトナになったものの、まだまだやんちゃんな少年猫で、数日はソファやベッドの下を基地として過ごし、ときどき出てきては、家の中の様子をみたり、センパイやコウハイに話しかけたり……。序々に調子が出て、コウハイとも追いかけっこをして遊び、みんなでおやつを食べたりして「やっと慣れたね~」というところでさよならに……。
それから約1年。三たび、たいちゃんがやってきたのです。もうすぐ2歳、立派な成猫となり、体重も5キロ越え。にゃんとコウハイより大きく育っていました。
センパイとコウハイは、はっきりとたいちゃんを覚えているようです。「あ! もしかして……?」とコウハイはたいちゃんのケージの匂いを嗅いで「やっぱり~!」もう、今すぐにでも遊びたそうにしていますが、たいちゃんはちょっとドギマギ。ささっとソファの下に隠れて、しばらくは心もクローズド。
しかし、食事のときはちゃんとリビングに登場し、みんなと並んでよく食べました。そして翌朝。私は、コウハイのトイレに大きなうんちがあるのを発見して驚きました。「気まぐれで、センパイがコウハイのトイレでしたのかな(今までにそんなことは一度もないけれど)。我が家では見たこともないくらい大きくて立派。それとも、もしかして……? おおきなうんちの主はたいちゃんでした。さすがだなぁ!
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