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スコティッシュフォールドに多い「骨軟骨異形成」とは?【Dr.古江のお悩み相談室】

骨軟骨異形成は生涯にわたって進行する子も!

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ではどういった症状が現れるのでしょうか?多いのは成長期に発症する骨や関節の異常による疼痛です。通常は成長期が終わると病気の進行も停止しますが、生涯にわたって進行する子もいます。四肢や尾、そして背骨へと症状が出ることが多いようです。ひどい子になると骨増生と呼ばれる勝手な骨の増殖により、手根関節(手首)や足根関節(足首)の関節に骨でできた瘤のようなもの「骨瘤」ができてしまうこともあります。

関節の部分が固定されたようになってしまうため、関節がうまく曲げられなくなったり、周りの神経が圧迫されて痛みが生じるのが特徴です。特に耳の折れているスコティッシュフォールド同士の交配で生まれた子に多く見られ、また症状も重いことが多いと言われていますが、耳が折れていない子で発症がないわけではありません。

この「耳折れ」は優性遺伝形質であるため、耳折れスコちゃんは若いうちから病的な関節炎が進行し、耳折れではないスコちゃんも耳折れスコちゃんよりは進行はゆっくりではあるものの、関節炎が進行することが知られています。スコティッシュフォールドであるが故の病気と言えばいいでしょうか。

おじさんのような力の抜けた「スコ座り」と呼ばれる特徴的な愛らしい座り方も、この骨瘤により骨が変形していることで、楽な姿勢だからしているのだとも言われています。

鼻にこの病気が出た場合は鼻血がよく出ると言われています。もちろん他の病気(感染症、血液の凝固異常、鼻の中の腫瘍など)によっても鼻血が出ることはありますが、比較的若いスコティッシュフォールドで鼻血を出す子の場合は鼻腔内軟骨の異常が原因のことが多い様に思います。ただ、この鼻血に関しては根本治療はなく、対症療法と言って止血剤を投与するぐらいしか治療法はないのが現状です。

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