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CIA爆発物探知訓練から脱落したルルの新たな犬生

つい先日、アメリカのCIAで活躍する爆発物探知犬のトレーニングから脱落した犬が出たのだそうです。なんとも珍しいこのニュースを、CIAが公式ツイッターアカウントとブログで世界に向けてシェア。まず最初に安心していただきたいのは、トレーニングから抜けることとなった黒のラブラドール・ルルは、現在ハンドラー(トレーニング前に育てていた調教師)に飼われて楽しい毎日を送っています。さて、ルルはどうして脱落してしまったのでしょうか…?

ルル。わずか1才半で引退です!

CIAのブログによれば、ルルはCIAの「2017年秋 子犬教室」に参加。今回のこのクラスは、CIA史上初、6匹全部がメスであるという特殊な環境だったようです。ルルの年齢は1才半で、6匹の中で一番身体が小さいと紹介されていました。

訓練士が爆発物探知犬に求めることは、「犬が仕事を楽しむこと」。「数週間の訓練において、ルルは爆発物の臭いを探し出すことに興味を示しませんでした。何か新しいことを学ぶときに、犬たちにも人間の生徒と同様、良い日も悪い日もあります。どこに爆発物の臭いがあるか探しながら、怠けてみたり無視したり…。それが1日続くことも、2日続くこともあります」と訓練士はこのようなことは日常的に起こると説明。

「とはいえ、ルルのようにそれが一時的ではないという犬もいるのです。これは単に、この仕事が彼らのためのものではないというだけ。ご飯で釣ったり、遊びながら探知させたりしてルルのモチベーションを上げようとしましたが、明らかにルルは楽しんでいませんでした」。訓練士たちは、犬の心身の状態を最も大切にしていることから、苦渋の思いでルルを爆発物探知犬候補から外すことを決定したと言います。

CIAでは、このように訓練から外れた犬や、長い間の務めを経て引退することになった犬は、まず初めに、最初に育てていたハンドラーに引き取りのオファーをするそうです。そしてもちろん、多くのハンドラーたちが過去に愛した犬を引き取ります。こうしてルルはハンドラーのもとに戻り、子どもたちと裏庭でうさぎやリスの追っかけっこをする楽しい毎日を満喫しているとのこと。

とても甘やかされてハッピーな時間を過ごしているようです。ルルとの想像以上に早い再会に、ハンドラーの家族も喜んでいることでしょう。CIAは、「ルルがいなくなって寂しいです。しかし、この決断がルルにとって正しいものだったはずです。ルルの新しい人生を応援しています」とエールを送っています。

ハリーはクラスで唯一の男の子。そして、一番年下です。

好奇心旺盛にトレーニングに取り組んでます!

後日、6匹必要とされている爆発物探知犬のクラスからルルが抜けたため、オスのハリーが新たに加入しました。幸い、授業はまだ初期段階だったため追いつくことは十分可能で、ハリーは早速楽しみながらトレーニングに没頭しているんだそうですよ!

参考資料:Pupdate: A Pup Leaves the Class/CIA official blog

文/賀来 比呂美

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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