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心に小さな隙間が…【わんちゃんからの贈り物】

PETomorrow(ペットゥモロー)】

紫しえのわんちゃんからの贈り物 vol.4 

心に小さな隙間が・・・

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ある日、学校から帰ると、父の愛車のスポーツカーの様にシュッとしたわんちゃんがやって来ました。赤ちゃんなのに、飛び掛かると私より大きい。私は今まで、弟やダックスフンドのお兄ちゃん達の中で一番大きかったのに・・・。私はショックを受けました。

父は私に「アルキメデスだ!」と。またもや凄い名前です。(笑)

ヘブライ、ブラニアン、カサノバに次いで、アルキメデスが我家の一員になりました。

私は小学校に上がったばかり、そして弟がもう一人増えました。でも、大黒柱である父は忙し過ぎて家にいる時間が少なく、お家にいる大人は母とお手伝いさんの女性陣ばかり。当時はまだ、「◯◯してますか?」の様なセキュリティーシステムがあまり無かったことから、番犬が必要不可欠になったのです。

そんな我家のセキュリティー(救世士)、私達を守ってくれるアルキメデスはボクサー犬のオスです。赤ちゃんなのに、既に中型犬ぐらいの大きさです。挨拶しようとした私にいきなり飛び掛かってきて、私は泣き出し、逃げ回り、大好きだったわんちゃんが、少し嫌いになってしまいました。

とにかく、色々な行動が彼によって狭まれ、私は自分のお部屋から出たくなくなりました。彼に会わない様にそーっと出て、学校から帰ってもお部屋にすぐ入る。お食事の時は別のお部屋にいてもらう。そんな日々が続いていたある日、警察訓練学校の先生がやって来ました。

父と母が説明を受けているのを陰から私はそーっと隠れて見ていました。そして、アルキメデスに「頑張るんだぞ!」と、父。「気を付けて、頑張ってね。待ってるからね」と、母。私は彼が訓練所の先生に連れて行かれるのを見て、ホッとした気持ちと同時に、何故かわからないけれど、あんなに嫌だったのに、心に隙間が出来てしまった様でもありました。

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