2019-07-29 こふで、白目をむいて爆睡【森ネコ、ギャングを迎えて】 写真集小林希森ネコ、ギャングを迎えて海外のペット事情 ギャングの弟分として我が家にやってきた、こふで。 誇り高きネコとして、なかなか人間に懐かない兄貴分のギャングは相変わらずクローゼットの下に籠城して、ごはんもそこで食べるのですが、こふでというと、まさに天真爛漫。 ベッドでも、白目(瞬膜)を出しながら、寝ています。 外の見張りも、こふでの仕事。 そんなこふでを見ていて、あれ?と気づきました。 「こふで〜。右目どうしたの?」 右目が開けられない様子で、しかもくしゃみもたくさんするようになりました。 そこで、すぐに獣医さんのところへ連れていくことにしました! といっても、初めてのことで、ドキドキ。 (え、どこにいくのですか。ぼくはけんこうですけど) という顔をみせるけど、やむなし。 くしゃみも、鼻水もでているから、診てもらおうね! キャリーに入れて(こふではわりと簡単に入ってくれました)、さっそく獣医さんのところへ向かいました! なーん、なーん、なーーーん。 と泣き続けるこふで。どこに行くのか、不安だよね。 「こふで〜。がんばろうね!」 さっそく診察が始まると、優しい先生が、 「こふでくん、まだ子どもなんですね。いい子で、かわいいですね〜」と言われて、ちょっと(いや、かなり)嬉しい。すでに、親バカとはこういうことか! 褒められたように、いちおう大人しく診察されていました。 診断結果は、角膜潰瘍。 もともと我が家に来る前に、左目に浮腫ができて治療をしていたようで、それが再発なのかは不明ですが、左目にもまだ傷が2箇所あるとのことでした。 「ちょっと、根気よく治療していかないといけないですね」と先生。 抗生物質のビブラマイシンと、点眼薬を二種類処方されました。 毎日4回点眼しなくてはいけないので、私もドキドキですが、心を鬼にしてこふでくんの治療をしていこうと思います。 家に帰ると、不動明王は相変わらずクローゲットの下でおやすみ中でした。 「フィリくん、今日はこふでが頑張ったよ〜」 (びょういん? それはオレちんがこのよでもっともきらいなところさ) 今日のひとこと。 我が家にきてすぐに目の調子が悪くなって、あわてて獣医さんのところへ行ったのですが、早めに連れてよかったです。あれからだいぶたち、すっかり右目も左目もよくなりました! 体が小さい分、何かあると本当にドキドキしてしまいます。こふではおとなしく、目薬もさせてくれるのでよかったのですが、これがギャングだったら…と思うとゾッとします。そういうこともいずれあるだろうから、きちんと考えていかなくては、と思っています。 連載「森ネコ、ギャングを迎えて」のバックナンバーはこちらから 写真・文/小林 希(こばやしのぞみ) 旅、島、猫を愛する旅作家//Officeひるねこ代表 東京都出身。在学中写真部に所属。2005年サイバーエージェントに入社、出版社に配属。2011年末に退社し、世界放浪の旅へ。1年後帰国して、『恋する旅女、世界をゆくー29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎文庫)で作家に転身。主に旅、島、猫をテーマに執筆活動・写真活動している。著作など多数。また、瀬戸内海の讃岐広島に「ゲストハウスひるねこ」をオープンするなど、島プロジェクトを立ち上げ、地域おこしに奔走する。現在世界65カ国、日本の離島80島をめぐる。年150日は東京以外の他拠点生活。旅でみんながつながるオンラインサロン『しま、ねこ、ときどき海外』運営し、サロンメンバー(ひるねこ隊)の隊長として、さまざまな旅企画など実行中。女性誌『CLASSY』やデジカメWatchで連載中。 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 猫と行くキャンピングカーの旅!アンザ・ボレゴ砂漠州立公園 (1.27) 猫が死んでもう10年。その間、私は何をしてきたのか。 (1.24) キャンプで超役立つ「猫グッズ」を紹介! (1.19) 猫とキャンピングカーで旅はできるのか? (12.16) \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする