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そして今日も捨てられていた猫がいる。

そして今日も捨てられていた猫がいる。

今日もペットショップで買われていく猫がいる。

そして今日も捨てられていた猫がいる。

種類は違えど同じ猫。

この差はなんだろうといつも考える。

手のひらサイズの命。

猫を撮り歩いていると、いろんな場面に遭遇することが多い。つい最近の出来事を少しだけ書いてみよう。

ある場所に着くと、いつも野良さんたちの面倒を見ているKさんと久しぶりに会った。そして彼の口から出た第一声が「また捨てられました」「まったくどうして…」と。悔しそうな顔を見せた。

彼に案内され様子を見に行くとそこにはやや大きめなケージがあった。近づくと「ミャーミャー」と訴えるような声が聞こえてくる。

ファスナーを開き、中をのぞき込むと、手のひらにすっぽり収まるぐらいの小さな茶色い毛玉が二つ。よく見るとその奥にキジ模様の毛玉がひとつ。親猫の気配は無い。茶色の毛玉を取り出してみるとまだ目が開いていない手のひらサイズの仔猫。

なんてことだ。このぐらいの仔は親がいないと生きていけない。ケージの横にはミルク缶がひとつ。これを飲ませて育ててくれと言うことなのだろうか。

仔猫を育てることは容易なことではない。母親の母乳から貰うのは栄養だけでなく、免疫力を高める様々な成分があり、これを欠くことはとても危険。

そして授乳にしては注射器やスポイトなどで少しずつ定期的に与え、排泄も母親の代わりに補助をしてあげなければいけない。

仔猫をある程度の大きさまで育てるのは、人間の子供を育てると同様、つきっきりで大変手間がかかると同時に、勝手がわからない分、試行錯誤の連続。

翌日、この仔たちは保護されたという話しを聞いた。しかし、3匹だと思っていた仔猫たちは実は4匹おり、1匹はすでにケージの奥で死んでおり、低体温気味の2匹の子は引き取られてまもなく死んだという。残りの1匹も危険な状態だとか。この時期の仔猫たちを親から引き離し放置するとどういうことになるか、わかっていたらこんなことをするだろうか。

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