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「一生、愛し続ける」全盲の捨て猫ほたてちゃん【保護猫と暮らす】

「失われたものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ」世界で初めて障害者による競技大会を主催し「障害者スポーツの父」と呼ばれたドイツ人医師・グットマン博士の言葉です。Kさんと暮らす愛猫ほたてちゃんもこの言葉通り、今の自分自身で精一杯に生きています。

 

今年8歳になる女の子・ほたてちゃんはキャットタワーが大好き。軽やかな足取りでタワーを登り、高い場所から家族を眺めるのが日課。ですが、ほたてちゃんは目が全く見えない、全盲猫ちゃんです。

Kさんがほたてちゃんと出会ったのは生後数ヶ月の頃でした。

「結婚したら動物を飼いたいと思っていました。その後、結婚を機に里親募集のホームページを見るようになり、最初に目に付いたのは三毛猫ちゃんだったんです。でも、すでに里親さんが決まっていて…」


出会った頃のほたてちゃん

「『違う子ならいますよ』と言われたので見に行くと、まるでネズミのような仔猫が。それが、ほたてでした。とても小さくて壊れそうだったのを覚えていまます。目が見えないことはその時はまだわかりませんでした」

その後、動物病院へ。すると、

「生まれつきの病気らしく『長くは生きられないかも』と言われ、とてもショックだったのを覚えています」

思ってもいなかった事実を突きつけられたKさん。医師からの宣告に最悪の結末を考えたことも。「この子は無事に育ってくれるんだろうか?」見えない未来に悩み、涙を流す日々。

それでもKさんはご主人と話し合い、「私たちこそほたてちゃんを一生愛し続けなければならない」、その思いで家族に迎え入れました。

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