TOP>連載 > 第十四回 腸弱の貴公子タックン 野生の捕食者へ変わる時【カーツさとうの保護猫!日々猫!介護猫!】

  • 連載

第十四回 腸弱の貴公子タックン 野生の捕食者へ変わる時【カーツさとうの保護猫!日々猫!介護猫!】

部屋の中のバサバサと羽音立てながら飛ぶセミ。タックンはそれをキッと睨むやいなや飛翔一閃!!

爪をのばしたであろう前足を、空中でフックのように振り回すと、その爪先でセミを突き刺し、あっと言う間に捕獲に成功!!

あの…あの運動神経ゼロといわれたタックンにも、こんな芸当ができたのか…。

感動すら覚えた瞬間であった。

そして、そのセミをガブガブと口にくわえ、グロロロロロロと唸り声を上げつつ、貪り喰うように食べだした!

床にはセミの羽だけが無残に残っていた。

そしてタックンの顔を見ると、口の間からセミの足が一本、爪楊枝をくわえたオヤジのようにハミ出ていた。そして目はいまだに野生の輝きであった。

そうだ! セミさえあれは、どんな薬でも飲むに違いない。しかし、その時季節はたしか夏でもなかったろうし、都合よくしょっちゅうセミがやってくるワケではない。

「人間が食べるものはけっこう好きだよね」

女房がいった。

そう、人間が食べるモノにはなぜか興味を常にもっていた。一度は、茹でて食べようと思ってザルに持っていた蕎麦を、ちょっと目を離した隙にズルズルッと江戸っ子のようにすすっていた!

あまりに見事なその蕎麦のすすりっぷりに、怒るのも忘れ、写真を撮ったくらいである。

ということで、その蕎麦をすすってる証拠写真である!!

文/カーツさとう

カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • 連載

猫と行くキャンピングカーの旅!アンザ・ボレゴ砂漠州立公園 (1.27)

  • 連載

猫が死んでもう10年。その間、私は何をしてきたのか。 (1.24)

  • 連載

キャンプで超役立つ「猫グッズ」を紹介! (1.19)

  • 連載

猫とキャンピングカーで旅はできるのか? (12.16)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る