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僕、産まれるときに目を忘れちゃった (vol.1)


車の中で診察の順番待ち(写真/藤沼幸子さん提供)

ここ何年か「ここには猫が沢山いる」がSNSで拡散され、この場所に多くの猫が捨てられるようになっている。こうした事情からあえて場所を証さないが、空前の猫ブームと言われる今、このような問題があちこちで増えているのも事実。

こちらでボランティアの方たちを支援してくださっている奥さんも大変心を痛めている。「できるだけのことをしているつもりでも、増えすぎると手が回らなくなり、中には可哀想な仔も出てきてしまうのよね」と話す。奥様は同じ敷地内にあるご自宅でも、捨てられた仔や、避妊に手が回らず繁殖した仔などを保護し家族として現在9匹迎え入れている。

そんなある日、この場所に併設しているレストハウスで、奥さんとコーヒーを飲みながらこの仔の行く末を心配していた。すると隣のテーブルにひと組の母娘が席につき猫の話しをはじめた。この場所ではよくあることで、気にもとめず奥さんと先ほどの話しの続きをはじめたら、突然「あの…」と声を掛けられた。

この母娘は何日か前、この近くに用事があり、カーナビ通りに進んだはずが偶然に道に迷ってここに来たらしい。しかも沢山いる猫の中で「この仔、動きが変だよね」と目のないことに気づき、関心を持ったそうだ。その時、娘さんは「家族として面倒をみてあげたい」と言ったそうだが、お母さんは果たして面倒が見きれるのかと不安だったことと、もし他に感染する病気を持っていたら先住猫たちに可哀想な想いをさせてしまうとその要望を受け入れなかった。しかし不憫に思う気持ちは一緒。「あの仔」のことが頭から離れず「何か方法はあるはず」と色々調べたと言う。

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