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【ニャン生いろいろ田代島】猫島に住む猫アレルギーの男とスジコ。

島民になるには3年かかる。

この島から「猫」を差し引いても、のんびりとした時間の流れに充分な魅力を田代島には感じることができる。ここで余生を過ごしたいと思うが、「移住」って口で言うほど簡単なものではない。

祐太の生活を覗いてみると、漁業、綱取りの仕事だけでなく、水道品質管理、油(ガソリンなど)の販売、衛生係、港の係などを掛け持ち、そして年配者へのサポートも率先して行なっている。

島民になるには3年かかると彼は口癖のように言う。役所で住民票を移すのに3年かかりますよ的なことではない。小さな努力や貢献で信用を積み重ね、「人となり」を認めてもらいはじめて島民の仲間入りができるという訳だ。

年配者が多いこの島では、荷物が沢山あると言われれば家まで運んだり、船に乗りたいと言われれば港まで送迎したり、島を守る消防団だってもちろん例外ではない。この積み重ねこそが先住者との絆になってくる。

人との関わりを大切にする彼ならではの、信条と努力がそこにはあった。

俺は「猫の島」としてここにきていないしね。

たまたま「猫の島」だっただけのことだよ。

なんだかんだと言っても、人一倍、情の厚い男。

また来るね。祐太。(^^)/

文・写真/ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)

2017年11月記

●ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)
クリイティブディレクター、コピーライター、グラフィックデザイナー、エディター、そしてフォトグラファーとその全てをひとりで熟す異色の写真作家。
http://ne-cozou.com

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)

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