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【猫に出逢えるハッピースポット】 猫神様に守られた島。田代島美与利大明神。

三石(みついし)観音の不思議。

先ほど話題に出た三石観音は、荒波を砕く3つの巨岩から「三石」の名がついたと言われています。昔、ここに金の十一面観音が流れ着いて、漁師たちが安置して厚く信仰したとのことで、もともと特別な観音様だったのですね。

Hさんの話では、お堂が崩れその観音様ご本体は「まごや(屋号)」のケイゾウさんが預かっていたのですが先ごろ亡くなってしまいました。そのケイゾウさんが「(観音様を)戻してけろ。」と「しんべいや(屋号)」のツネオさんの夢枕に立ったので、つい最近、元の場所に戻したのだそうです。現在は、祠を建てる準備が進んでいるところです。

その話を聞いてワクワクしてしまった私は、そこに行ってみたいと思ったのですが、とても歩いては行けないような距離、途中ジャングルのように木々が生い茂っているところを抜けていく場所だそうで、マリンライフのご主人に相談したところ、快く軽トラで案内してくれることになりました。

まだ夏の草木も生い茂る雨上がりのとんでもない悪路を、軽トラで大きな蜘蛛の巣を何度も突き破っていった先に、すでに朽ち果てた観音堂の前に金色の観音様が安置されていました。

その不思議な観音様は、さすがに強いエネルギーを放ち、そのあたり一帯がなんとも形容しがたい、強いて言えば宇宙的なエネルギーにあふれ、観音様は、岬に戻ってきて、島を守ってくれようとしているのだなという感じがしました。

ところで、その先の海に面した崖っぷちにある小道で、案内してくれたマリンライフのご主人が「あっ!」と驚いた声を上げました。そして「たま!たま!」と呼ぶと、「にゃあ~!」と大きな声で返事が返ってきました。

「たま」はマリンライフの隣の家で飼っているにゃんこで、時々遠くの方まで遠征するのだそうですが、こんな人里離れた遠い山の中にまで、猫の足でいったいどうやってここまで来たのでしょうか。不思議としか言いようがありません。

「たま」がいた先には、ひと抱えもあるような大きさの石の恵美須様が岸壁の上から海に向かって鎮座しています。この恵美須様は島から出て行った方の大きなお屋敷を取り壊したときに出てきたもので、漁を守ってもらうために島の漁師がここに安置したもので、写真で分かるように、それは石の恵美須様と言うより、生きた恵美須様、と言いたいくらい生命にあふれたお姿で、目の前の海を守ってくれているのをひしひしと感じます。

島には他にも、鹿島神社や大六天神社、稲荷神社、小さな名も知れぬ祠も入れるとたくさんのパワースポットがあります。今回は美与利大明神(猫神社)と三石観音しか取り上げませんでしたが、機会があったら他のパワースポットでも、エネルギーのシャワーを浴びてみてはいかがでしょうか。
(2017年10月記)

文  Spirit Master 浜島 鳳翔
撮影 ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)

○アクセス
田代島へ渡るにはJR石巻駅よりミヤコーバスもしくはタクシーで、網地島ライン石巻発着所(フェリーのりば)へ。現在、田代島では大泊港が災害復旧工事のため「仁斗田港」のみの停泊となっています。(2017.10現在)
網地島ライン石巻発着所
〒986-0834 宮城県石巻市門脇町三丁目1番19号
http://ajishimaline.com/

○取材協力
田代島民宿マリンライフほか(田代島の皆さん)

Spirit Master 浜島 鳳翔(はまじま ほうしょう)
占術、御祓い、施術、潜在能力開発など、魂と対話するスピリットマスター。毎日を幸せに暮らせる「プチ魔法」を紹介するおまじないブック『しあわせのねこまじない』著。PETomorrowの猫占い「はっぴーにゃんこ」担当。
http://www.luckyforshow.com/

ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)
クリイティブディレクター、コピーライター、グラフィックデザイナー、エディター、そしてフォトグラファーとその全てをひとりで熟す異色の写真家。
http://ne-cozou.com/

ケモノの写真作家 小山智一からのお願い。

猫島と言われる場所など、様々なところへ猫と会いに行きますが、神社・仏閣、公園などには特に捨て猫が多いですね。猫がいる場所を見て人間が「ここなら…」と思い捨てていくのでしょうが、本当にそこは猫にとって良い環境なのでしょうか?餌の心配はもちろんですが、同時にテリトリー(縄張り)の問題もあります。先住猫はテリトリーを侵略されるとそれを守ろうと必死で戦います。また捨てられた猫もそのテリトリーを奪おうと必死に戦います。たとえ仔猫であっても容赦をしない場合もあります。猫には猫の掟があります。だから安易に捨てないでくださいね。先住猫も捨てられた猫も、お互いにかわいそうな思いをしてしまいます。

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。
HP
https://petomorrow.jp/

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