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シニア猫は要注意!〜甲状腺機能亢進症について〜【Dr.古江のお悩み相談室】

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猫の甲状腺機能亢進症はシニア猫に多い病気

甲状腺機能亢進症の治療方法としては日本国内では①内服薬、②外科的甲状腺摘出手術、③ヨウ素制限食、3つの方法が知られていて、猫ちゃんの性格や状態によってその子に一番あった治療法を選択するようになっています。

①、③は甲状腺ホルモンの合成を阻害することで作りすぎを防ぐ方法になります。治療を中止すれば甲状腺は元の状態に戻るため、毎日の継続的な治療が必要になります。

②は外科的に摘出してしまうため、その後の合併症が認められなければ甲状腺機能亢進症に対する継続治療は必要ありません。ですが、もともとこの病気自体がシニア猫ちゃんに多く、そもそも全身の臓器の状態が良くないことが多いため、麻酔のリスクや合併症のリスクを考えた時には①、③のどちらかで内科的治療をするケースが多いです。

甲状腺機能亢進症は、初期はよく食べるので元気に見えますが、放置すると死に至る病気の一つです。甲状腺ホルモンの性質上、だんだんと他臓器に影響を及ぼしてくるため、早期発見・早期治療が重要になります。おうちの猫ちゃんがシニアになってきたら、元気に見えても定期的な健康診断を受けるようにしましょうね。

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文/古江加奈子(獣医師)

パーク動物医療センター副院長。福岡県獣医師会、福岡市獣医師会、日本獣医がん学会に所属。言葉の話せない動物を治療するうえで、動物たちに聞く代わりに飼い主から沢山のことを聞き、飼い主とのコミュニケーションを最重視するドクター。http://parkanimal.jp/

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