【地球ネコ旅】猫の小径に騙された?猫は千光寺公園にアリ/尾道・広島
小林 希の地球ネコ旅
広島県の瀬戸内海を目の前にした古き良き時代の街の面影を残す尾道。最近では雑誌やテレビなどでも尾道には「猫の小径」があって、猫がたくさんいるという情報を耳にします。
私は予てより尾道を起点にするしまなみ海道の島巡りをしてみたかったので、尾道に行くことにしました!
尾道駅や宿の方に、「猫はどこにいますか? やっぱり猫の小径ですか?」と聞くと、みなさんとっても慣れた口調で同じことを言いました。
「えっと、猫の小径とよばれる路地がありますが、ここにはそんなにいないんですよ。実は。猫の小径をずっとのぼると、千光寺がありますから、その下にある千光寺公園にたくさんいます」
そういうことで向かってみました。ロープウェイもありますが、せっかくなので猫の小径を通って、上へ上へと。たしかに、猫は一匹も出会わず。(中には出会える人もいるそうだけど、そこまで多くない)
急な階段をはあはあ言いながら、やがて公園に着くと、いました、いました〜!
毛並みの美しい茶トラ猫が尾道の街なみを背景にお昼寝中
尾道の街と向かいの向島が見渡せて、島と尾道の狭間にある瀬戸内海には船が行き交っています。公園の猫たちは、その光景をいつも眺めながらお昼寝しているのでしょう。う〜ん、いいにゃ〜と思えるのどかさ。
あるとき、猫たちがパッと集まってかけていったかと思うと、向かった先はとあるご夫婦。
「毎日来て、皆のご飯をあげてるんだよ」とお父さん。
猫に名前をしっかりつけて、「あれ、今日はミーちゃんがいない。どうしたんやろう?」と心配しながらも、あの子とこの子が兄弟なんや」と嬉しそうにお話してくれました。
ご飯をあげて、にゃんずの目やにチェックなどもしっかりしていました。おかげさまなのか、どのにゃんずも顔が綺麗で、健康的な体をしていました。
そしてその姿を撮ろうという観光客もいっぱい。しっかりモデル猫になっていました。
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