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ウルトラ問題児ビッタ“ビッタ2:50”

この男としての絶える事なきバイタリティー!!

まぁある意味、嫌われて当然といえば当然である。

しかし、徐々にそんなメスネコたちも鬼籍にはいっていった。

家にいるのは一番若い……

といってもすでに17才くらいだったが、老オスネコのビッタと、当時は19才だった超老メスネコのシロミの二人だけとなっていた。

そんなシロミがある朝、床に寝ころがり手足をバタつかせていた。もしや痙攣発作か?
あわてた。

しかし、よく観察すると、手足をバタつかせているものの、全身が痙攣とか発作とか起こしているというよりも、手足のみをバタつかせてるようだった。

立ちたくてとにかく手足をバタつかせている……そんな感じだった。

ほら? グルグルバット競争ってあるでしょ。グルグル回って三半規管を麻痺させてから、誰が一番まっすぐ走れるか?

っていうテレビで芸人なんかが時々やってるゲーム。

あんな感じで立ち上がれない……そんな感じだった。

試しに立たせてみると、まっすぐ歩こうとするんだけど、体が斜めになってしまい、結局倒れてしまう。

すぐに病院に連れて行くことにしたが、その前に軽くネットで調べると、それらしき病気があった。

『突発性前庭疾患』。三半規管に異常が起きてまっすく立って歩けない病気である。

おそらくこれだな〜と思って動物病院に連れて行くと、先生曰く、

「確実なことはいえないが、ほぼ『突発性前庭疾患』でしょう」とのこと。ステロイドを処方してもらい、しばらく様子を見ることになった。


↑その後20才まで長生きすることになるメスネコのシロミ。とにかくビッタが大嫌いでした…。

それから数日。シロミはどんどん回復し一週間もして全快したのだが、その一週間はとにかくオレも女房もシロミに付きっきりだった。

「シロミ、大丈夫か? 元気になれよ」

常にシロミのことばっかり気にかけていた。

シロミオンリーの生活だった。

そんなシロミばっかり可愛がっている光景を影からコッソリと見ている男がいた。

ビッタである。

文/カーツさとう

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カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

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