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犬の先祖はネパールとモンゴルにいた!米研究チーム発表

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犬と人間の付き合いはとても長いといわれてきたが、ではいったいどこで始まったかというのがよくわからないでいた。ところが、このほど米コーネル大などのチームが遺伝子解析したところ、有力な地域を特定したと米科学アカデミー紀要に発表した。

その地域とは、中央アジアで、現在のネパールとモンゴルだそうである。これまで、犬が家畜化された地域と正確な時代について、さまざま熱い議論が行われてきた。そこで、各地域から集めた約5400匹分の犬の遺伝子を解析したところ、同地域である有力な証拠を発見したという。

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同地域の犬は遺伝子型の種類がもっとも多く、他地域の犬の遺伝子型を大量に含んでいたからだ。少なくとも1万5000年前にいたユーラシア大陸の灰色オオカミが犬の先祖で、犬とオオカミがもっとも遺伝子的に近い動物同士とされる。

他方、従来の遺跡調査などによると、1万5000年前に人間はその中からより穏やかな性格のオオカミを選んで一緒に暮らし始めたのではないかとされる。そして、各地で人と犬の共同生活していた証拠が発掘された。

だが、そもそも犬と人間はどうして共同生活を始めたのか。狩猟生活をしていた当時の人間たちにとって犬は、危険な肉食動物が近づくのを知らせてくれる貴重な動物。また、狩りのときにも人間を助けるパートナーであったからだといわれる。

犬にもメリットがあった。狩りのおこぼれを餌として与えられ、人間と寝起きをともにすることで比較的安全な場所で生きることができた。共存共栄というわけだ。

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ちなみに、農耕民族の末裔とされる日本人などの間では、犬を家の外につないで侵入者を知らせたり、農作業中に外的に襲われないよう見張るといった所謂「番犬」としての役割を担ったとされる。

現代は狩猟犬や番犬としてだけではなく、愛玩犬、盲導犬、警察犬などと役割が多様化してきたわけだが、犬と人間の長くて深い絆は変わらないように思われる。犬の起源がどこであるにせよ、犬との付き合いはこれからも世界中で続いていくことだろう。

取材・文/羽石竜示

○参考
・「Genetic structure in village dogs reveals a Central Asian domestication origin」
http://www.pnas.org/content/112/44/13639.abstract?sid=219ad196-9013-4198-881b-40893f88a83b
・「犬と人間はいつからパートナーなのか」「人の暮らしとととも歩んできた犬」(犬の雑学より、篠原淳美著)

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