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動物愛護の中での大きな目標はみな同じ【保護犬猫と暮らす】

【保護犬猫と暮らす】横須賀市動物愛護センター×NPO法人みゅーまる
動物愛護の中で、大きな目標はみな同じ

命のターミナル駅で働くということ横須賀市動物愛護センター見学記の記事から数ヶ月後、筆者は再び横須賀市動物愛護センターを訪れた。同センター高義浩和所長との再会の挨拶もそこそこに、今回の取材ゲストとしてお招きしたお二人が登場。

ともに劇団四季に在籍していた歌手・俳優さんである。岡本和子さんは『ライオンキング』や『エビータ』『李香蘭』などに、また、花岡久子さんは『オペラ座の怪人』のクリスティーヌ役を筆頭として、数々のミュージカル作品に出演なさってきた。

岡本さんと花岡さんに共通なのは、劇団四季卒ということの他に、実は、お二人とも横須賀市動物愛護センター出身の愛犬愛猫と暮らしていらっしゃるのだ。

そして、もう一つ、音楽と動物とをコラボさせ、音楽劇やミュージカルという形で、特に子どもを対象とした動物愛護の啓発活動や、高齢者施設・福祉施設の訪問活動などを行っているNPO法人『みゅーまる』のメンバーとして、神奈川県中心に日々活動を続けていらっしゃるのである。

以前のこと、劇団四季には今となっては幻となった『犬委員会』なるものがあったそうだ。犬好きの団員が集まり、殺処分をはじめとした犬猫をめぐる諸問題をどうにかできないものか、そのために劇団員としてできることはないかと模索する中で、動物愛護をテーマにした子ども向けのミュージカル作品を創りたいというところまではいったものの、公演に忙殺され、いつしか立ち消えとなり、犬委員会も消滅。

退団した後も、それを現実化できなかったことが心残りであった岡本さんは、仲間の協力を得て、『みゅーまる』を立ち上げたのである。


みゅーまるが異色なのは、一般のスタッフはもちろん、元劇団四季のメンバーを中心に、プロの歌手や俳優、演奏家、脚本家などが揃っており、動物愛護テーマの本格的な音楽劇やミュージカル作品を創り上げ、公演を続けているという点。これは音楽劇『ぼくの声きこえる?』(小学校低学年~)のワンシーン。殺処分された犬ジョンの目線を通し、命の大切さや動物飼育における責任、日々の世話などについてわかりやすく伝える/©みゅーまる


ミュージカル『ワンライフ』(小学校高学年~)では、飼い主の無知により、生を受けたものの、余剰犬として動物愛護センターにもち込まれたチビ、繁殖用に使用され続けた挙句に放棄されたトイ・プードルのサチ、飼い主から虐待を受けていたジャーマン・シェパードのハッピー、家族との再会を待ち続ける被災犬のクロたちが、それぞれの境遇や想いを語り合う。子ども向けながら、なかなかに考えさせられる作品である/©みゅーまる

“縁”があれば、みんな家族になれる

お三方そろったところで、まずはそれぞれのペットについてお聞きしてみた。

<岡本和子さん宅の場合>

岡本和子さん宅で現在一緒に暮らしているのは、“みるてぃー”(茶トラ猫、オス、6歳)と“れもん”(ダックスフンド、オス、推定6歳)、“Zatto(ザトゥ)”(黒白猫、オス、2歳)の3頭。以前はパグの“マコ”(オス)、そしてフェレットも3匹いたそうだが、すでに天寿をまっとうしている。このうち、みるてぃーとれもん、フェレット1匹は横須賀市動物愛護センターから引き取ったコで、Zattoに関してはれもんと散歩中に捨てられていた子猫を保護したうちの1頭である。


①横須賀市動物愛護センターに保護された当初の“みるてぃー”(中央の子猫)。②最初の頃は自分より体の大きいフェレットたちにたじたじ、③立派に成長したみるてぃー/©岡本謙一

岡本さん:「動物愛護センターが地元にできたということを知り、オープンの日に見学に来て以来のおつきあいですが、みゅーまるの活動も軌道に乗り始め、猫の作品も創りたいなぁと思っていた頃にみるてぃーと出会いました。家族も大賛成で、うちに迎えることにしたんですが、猫にしては社交的で、とにかくよくしゃべるコなんですよ。何か気に入らないことがあると、ふにゃふにゃ文句も言いますし」

そう朗らかに笑う岡本さんは、みるてぃーがまだ子猫だったこともあり、社会化にちょうどいい時期にはなるべく多くの体験をさせてあげようと、みゅーまるの施設訪問やイベントなどの活動時には、当時まだ元気だったマコと一緒にみるてぃーも参加させていたそうだ。その活動中、『猫の二重唱』(声楽や合唱の世界ではポピュラーな曲で、歌詞は一切なく、猫の鳴き声のみで構成される)を歌う時には、みるてぃーも一緒になって歌い、『猫の三重唱』になることもあるという話はなんとも可愛らしい。


満足にごはんももらえてなかったのか、ガリガリの状態で飼育放棄され、横須賀市動物愛護センターに引き取られた当初の“れもん”(ミニチュア・ダックスフンド、推定1歳当時)。そのせいなのか、今でも食べ物には執着があり、何でも口に入れてしまうところがあるのは玉に瑕/©横須賀市動物愛護センター

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