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愛するペットが亡くなったとき、具体的に何をすべきか?

愛するペットが亡くなったとき。具体的に何をすべきか?

愛するペットとの別れは悲しい。いつか訪れる悲しい現実に目を背けている飼い主も多いのではないだろうか。今回は「ペットの葬儀」と「ペットが亡くなったときに何をすべきか」をご紹介していこう。

人間の葬儀と異なりペットの葬儀には、定まった形式や慣習がない。そこで、「ペット葬儀ご利用シェア率No.1(楽天リサーチ調べ)」であるシェアリングテクノロジーに寄せられた案件に基づき、ペット葬儀の「標準的なお別れ方法」について調査した。

1.ペット葬儀が利用される種別
ペット葬儀には犬やネコだけでなく、さまざまな動物の葬儀の依頼がある。そこで、まずは寄せられた相談事例を、ペットの種別に分けて集計を行った。その結果が下記となる。

・犬 1,867件(60.9%)
・ネコ 896件(29.2%)
・うさぎ 155件(5.1%)
・ハムスター 70件(2.3%)
・インコ・鳥 26件(0.8%)
・その他ねずみ類 18件(0.6%)
・フェレット 18件(0.6%)
・その他 10件(0.3%)
・トカゲ・カメ・ヘビ 7件(0.2%)

※集計対象3067件中。

「その他」は、たぬき・猿・金魚・ヤギなど。「その他ねずみ類」は、モルモット・テグーなどを含む。)

今回の調査結果では、「犬」と「ネコ」の葬儀依頼が全体の約9割を占めた。しかし残りの1割はうさぎやハムスターなど、さまざまなペット葬儀の相談が寄せられている。「ポピュラーなペットではないから対応してもらえるだろうか……」と不安を覚える人もいるだろうが、ほとんどのペット葬儀業者が犬やネコ以外のペットでも幅広く対応してくれるという。

ペットの多様化と同時に、ペット葬儀を執り行なう動物の種類も多様化していることがうかがえる。

2.ペット火葬が利用される犬の種類

次に、ペット火葬全体の6割以上を占める「犬」の種類についても調査を行った。

・ミニチュアダックス 395件 (30.9%)
・チワワ 176件 (13.8%)
・柴犬・豆柴 104件 (8.1%)
・シーズー 93件 (7.3%)
・トイプードル 85件 (6.7%)
・ヨークシャーテリア 67件 (5.2%)
・コーギー 57件 (4.5%)
・ラブラドールレトリバー 57件 (4.5%)
・パピヨン 55件 (4.3%)
・マルチーズ 39件 (3.0%)
・ポメラニアン 38件 (3.0%)
・ビーグル 32件 (2.5%)
・ミニチュアシュナウザー 28件 (2.2%)
・ゴールデンレトリバー 26件 (2.0%)
・フレンチブルドッグ 26件 (2.0%)
(※有効データ1,278件)

犬種の上位は「ミニチュアダックスフント」、「チワワ」など、小型犬の割合が高くなっている。こうした小型犬の葬儀案件が多いのは、そもそもペットとしての人気が小型犬は高く、単純に飼育数の多さからペット葬儀に関しても案件数が増えたためだろう。

また、今回の調査で2番目に多かった「チワワ」に関しては、某消費者金融企業のテレビCMをきっかけに「チワワブーム」が起こったのが2000年前半。チワワの平均寿命が15年程度であることを考えると、そうしたブームの名残が、時を経て現在のペット葬儀に現れているようだ。

3.ペット葬儀で一般的な火葬の形式は?

続いて、ペット葬儀の依頼者はどのような火葬の形式を望んでいるのだろうか?まず前提として、ペット火葬の形式は大きく「合同火葬」と「個別火葬」のふたつに分けられる。

【合同火葬】
複数のペットの遺骸をまとめて火葬する方法。費用は安く抑えられるが、遺骨の判別が困難になるため、返骨はできず多くは共同墓地への埋葬となる。

【個別火葬】
ペットの遺骸を1体ずつ火葬する方法。費用は高くなるが、お別れからお骨拾いまで立ち会うこともできる。また近年ではペットの骨を砕き、自宅や思い出の場所に散骨するという例も増えてきた。
こうした「火葬形式」と火葬後の「遺骨の扱い」について、依頼者の割合を比較したのが下記となる。

■火葬形式
・個別火葬・・・73.5%
・合同火葬・・・26.4%

■遺骨の扱い
・ご返骨・・・71.1%
・埋 葬・・・28.9%

(火葬形式は2,675件、遺骨扱いは2,726件の事例を対象に集計)

葬儀にかかる費用が高くなっても、73.5%の人が「個別火葬」を希望している。また71.1%が「返骨」を希望していることからも、費用が高くなっても人間の一般的な葬儀と同じ形式で、ペットを弔いたいという依頼者の心理が見られるようだ。

ちなみにペットの弔い方法として、ペット葬儀業者に依頼するほかに、地方自治体へ依頼するという方法もある。地方自治体にペットの火葬を依頼した場合、主に下記の対応となる。

・公営斎場で動物葬を行い、合同もしくは個別火葬する
・ペット葬儀業者に依頼し、合同火葬する
・環境事業所などで引き取り、焼却処分する

もちろんこれらの対応はお住いの地方自治体によって異なるが、火葬を行っている場合でも、そのほとんどは「合同火葬」による対応となっているようだ。

こうしたペット愛好家のニーズと地方自治体が行う対応のズレが、近年のペット葬儀市場の拡大の背景にあることが推測される。

4.個別火葬希望者が望む火葬場所

続いて、ペットの個別火葬を希望する方の「火葬場所」について調査結果。個別火葬の場合、人間を火葬する時のように「固定の火葬炉(火葬場に備えられている炉)」を使った方法もある。しかしペットの火葬では、人間より小さいペットが多く、また法規制も緩いため火葬炉を自動車に積み、自宅前など任意の場所で火葬する例も多い。

この「固定炉」と「火葬車」を比較したのが下記となる。

・火葬車・・・96.2%
・固定炉・・・3.68%
(集計対象1,927件中)

火葬場所として「火葬車」を希望される方が96.2%と大半を占めている。ただしこれはペット用の固定炉を備えている施設や業者が多くないことが最大の要因だ。またこうした火葬車での火葬は、家族全員で「お見送り」がしやすかったり、ペットの慣れ親しんだ場所でお別れできるというメリットもある。

一方で今回の調査では、集合住宅にお住まいの方や、近隣住民への配慮から自宅近くでの火葬車による火葬を懸念する声も見られる。もちろんこうしたケースには、近隣の迷惑にならない場所に移って火葬することもできるので、火葬場所についてはペット葬儀業者にご相談を。

5.ペットが亡くなったとき

最後に、ペットが亡くなってから葬儀までの間に、遺骸を上手に保管するポイントを紹介する。

【死後硬直について】
人間と同様、犬やネコなどの動物も死後硬直が起こる。季節や温度による差はあるものの、死後およそ2~3時間経つと手足・腹部・頭部という順で硬直が進んでいく。

息を引き取って時間が経過していないなら、姿勢を整えるとともに手足を胸へと軽く折り曲げ、棺となる箱へ収まりやすい姿勢にする。

【棺の準備】
ペット用の棺も販売されているが、ペット葬儀では専用の棺でなくても対応できる。そのため、次のものを棺として準備する。

・ペットの大きさより一回り大きい段ボール箱、もしくは木箱
・新聞紙
・バスタオル

遺骸からは体液が出てくる場合もあるため、箱の底にまず新聞紙やタオルを敷いておく。

【首輪などは外す】
金属製品を一緒に火葬炉に入れることはできない。そのため首輪など身に着けている金属製のものは外してあげる。

【ドライアイスや保冷剤を敷く】
遺骸の状態をなるべく保つため、ドライアイスや保冷剤を敷いてからペットの遺骸を棺に入れる。ドライアイスは、遺骸が凍結してしまわないようにタオルなどを巻いて使用する。

【ご飯なども一緒に】
ペットフードを棺に入れることはできる。好物だったものをティッシュなどでくるみ、棺に入れてあげよう。

【手続きなども忘れずに】
犬や飼育に届け出が必要な動物の場合、自治体への登録を行っているため30日以内に死亡届を出さなければならない。その際、犬鑑札と狂犬病予防注射済票も必要となる。

気持ちが少し落ち着いたら愛犬への供養と思って準備をはじめる。ネコやうさぎなどは手続きの必要はない。

ペット保険等に加入している場合、火葬費用に関する特約などもあるので、一度確認を。

▼本調査の結果ページ
https://www.seikatsu110.jp/pet/pt_funeral/21474/

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。
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http://petomorrow.jp/

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