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犬の寝ている時間が多いと慢性痛の疑いも… 人と犬との高齢期における“歩き”を学ぶ

公開講座『ヒトがイヌと歩くということ』at ヤマザキ学園大学

人であれ、犬であれ、生きているものはやがて老いていく。

日本人男性の平均寿命は男性が80.98歳、女性は87.14歳で、どちらも過去最高となっており、65歳を基準とした時の平均余命も男性19.55歳、女性24.38歳である。14%を超すと高齢社会と言われる高齢化率はすでに27.9%と、まさに超高齢社会になっている現代(*1)。

一方、犬も同じように寿命が延びているが、犬の平均寿命は14.36歳で、7歳以上の犬が56.8%を占めているという調査結果(*2)があった他、東京農工大と日本小動物獣医師会の調査により、25年間で犬の寿命が1.5倍に延びていることが昨年発表されている。

<年代別の犬の飼育率>(単位%、各年n=50,000)

飼い主の年代別による犬の飼育率は、50代でもっとも高く、次いで60代となっている。この年代で犬を飼い始めたのならば、15年後には飼い主、犬、共に体に様々な支障が出てくることは予想できる。(一般社団法人ペットフード協会平成28年全国犬猫飼育実態調査を参考に作成)

高齢のご老人が寝たきりの犬の世話をしている老老介護のケースもちらちら見られるようになっている昨今、人も犬も高齢期の生活やケアが注目されているのはご存知のとおりだ。そのような背景の中、ヤマザキ学園大学では、2011年より『ヒトがイヌと歩くということ』をテーマに、人と犬の健康に関する公開講座およびドッグウォーキングを開催してきたが、今年も去る11月5日に、その7回目の開催を迎えた。

公開講座の前半は、人の高齢期における健康という視点から、医療法人社団慶成会よみうりランド慶友病院の厚東篤生院長による『ウォーキングでQOLを向上させる』と題した、歩くことの大切さについてのお話となる。後半は、犬の運動器疾患に視点をあて、小動物外科専門医である枝村一弥先生(日本大学生物資源科学部獣医学科准教授、日本大学動物病院整形外科、日本大学獣医外科学研究室)の『いつまでも犬と楽しく歩こう!~背骨や関節の病気の早期発見と健康維持~』と題したお話である。

人の健康:寝たきりにならないよう予防するには運動が大切

2055年には4人に1人が75歳以上となる時代がやって来ると言われる中、健康寿命を延ばすことが重要であるとあちらこちらで叫ばれている。

そもそも健康寿命という言葉がある以上、何らかの手助けが必要であり、生活に支障が出る健康とは言えない期間もあるわけで、それは男性で概ね9年、女性で12年くらいあるそうだ。それをできるだけ短くするには、食事や運動、飲酒、喫煙など生活習慣を整え、病気予防を心がけるとともに、病気の早期発見早期治療に努めるのが一番。

この中で、大きなポイントになるのが運動であると。

加齢に伴い、持久力、筋力、筋量、バランス、歩行機能などが低下してくるが、持久力が低下するということは有酸素能力が低下するということで、年に約1%程度低下し、最大心拍数(220-年齢、40歳以降は208-年齢×0.7)も低下してくる。また、20代の時の筋肉を100%とすれば、80代では60%に低下し、大腿四頭筋の横断面積も70代で75%に低下するのだそう。ちなみに、上肢と下肢を比べた場合、下肢の筋力のほうが低下しやすいとのことだ。

このように様々な面で機能低下が見られる高齢期を考えた時、なぜ運動がそれほど大切になるのかというと、一つには、寝たきりになる遠因として運動不足も挙げられるからだ。寝たきりになる原因でもっとも多いのは脳卒中、脳出血、脳梗塞などによるものであり、次いで老衰、3番目に多いのが骨折・転倒だそうで、極力、筋力やバランス機能などを維持することで寝たきり生活の予防につながるというわけだ。

厚東院長は、「できるだけ早期に老化のサインに気づいて、衰えた筋力の強化に努め、歩行機能を維持することが重要です」とおっしゃる。

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