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変わりゆく「動物の法律」緊急時の車内のペット救助に法的免責

唐突だが、法律・法令は何のためにあるのだろうか?

社会を形成し、大きな集団の中で生活する人間という生き物にとっては、それぞれの命や権利、財産などを守るために、基盤となるルールが必要となってくる。

その一つが法律・法令であるというのは言うまでもないが、所詮、人間が作ったものである以上、完璧な法律は存在せず、抜け道があったり、配慮が足りなかったり、厳し過ぎるもの、時代に合致しないものも見られ、中にはその物事・事象をまるで理解していないと思えるものもあるはずだ。

動物に関連する法律も然り。日本の動物愛護管理法の前回改正時においても、不完全燃焼の部分があったことは否めず、海外からも法律や条令に関する話題はちらちら聞こえてくる。

最近では、今年の8月9日に施行されたというアメリカのコロラド州の新しい州法に、動物にも関係する内容が含まれている。それは、車に残された人や動物が命の危険にさらされていると判断され、かつ他に救助手段がない場合、ウィンドウを割るなど強制的にその車内に入って救助したとしても、その人に対する民事責任や刑事責任が法的に免除されるといったもの(*1、2)。

暑い時期に車内に閉じ込められ、命を落とす子どもや犬のニュースは後を絶たないが、熱中症の危険からの救助はこれにあたるだろう。

ただし、この免責が有効となるには、命の危険性が深刻であり、当人または当の動物が重大な苦しみを負っていると合理的な信念をもてること、車両の持ち主や運転手を探す努力をし、緊急時の救助をしてくれる機関に連絡を取ること、車両がロックされているのを確認することなどが前提となっており、相応の努力や確認をした上で、自らが救助しなければならないと判断される時となる。

この中で、「合理的な信念」という点を懸念する声もあるようだ。要は、人の場合はともかく、動物がほんとうに苦しんで命の危険にさらされているかを判断するには、それなりに動物のことをわかっている必要があり、場合によっては、それほどの緊急時でなくとも強制的に車内へ入ろうとする人も出てくるのではないかということ。

命の危険が迫っている切羽詰まった状況であるならば、わかりそうな気がしないでもないが、それはともかく、コロラド州においては、車内に幼い子どもやペットを残し、熱中症で死の危険に追いやった人は、自分の車を壊されても文句は言えないということになるのだろう。

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