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映画『僕のワンダフル・ライフ』PETomorrowライター陣によるリアルレビュー【前編】

犬から与えられる無償の愛

悲しい…寂しい…嬉しい!楽しい!ああ、愛おしい!なんだろう、この気持ち。見ていると色々な気持ちが溢れてくる。この映画は最近稀にみるお気に入りになった。そして観終えた時には既に、ベイリーは私の中で家族になってしまっていた。

「この世に生きる使命って何?」「何か理由があって生まれるの?」犬であるベイリーの目線からのつぶやきで映画は始まる。その瞬間、先日亡くなった愛犬が脳裏によぎる。うちの子の使命は何だったのだろう。そうだ、私たちに会うためだったのかもしれない、と。ペットの寿命は人間よりもずっと短い。必ず別れがやってくる。ペットロスの真っただ中にいる自分は、今まで悲しいであろう動物の映画をなるべく避けてきた。悲しくて辛くなってしまうからだ。

しかしこの映画は少し違った。観終わった時には、愛犬を失った気持ちが少し和らいでいるだけでなく、とても前向きな、そんな気持ちになっている自分がいたのだ。この映画のような輪廻転生というものが存在するのであれば、旅立った愛犬はベイリーのように自分たちを探してくれているかもしれない。本当にあるかどうかは別にして、そんな希望を抱かせてくれる映画なのだ。

もう悲しくて愛おしくて、そして嬉しくてたまらない。是非、観て感じて欲しい。犬から与えられる無償の愛は飼い主を豊かにしてくれる。だからこそ飼い主である私たちは、愛犬を思いきり愛し、その気持ちに応えるよう一緒に今を楽しむのだ。そう、ベイリーが言うように「今を楽しむ」ために。ああ、早く帰って残されたもう1ワンの愛犬を思い切り抱きしめよう。

文/織田 浩次

それぞれのソウルメイト

試写会の会場へ向かう時、実は私の足取りは重たかった。なぜなら、愛犬の命日直前だったからだ。何度も生まれ変わって飼い主とその愛犬とが再会する? それはまさに、私がずっと考え、願っていたことではないか。愛犬の命日が近づくたびに、その想いが強くなり、写真の愛犬に向かって、「いつ生まれ変わってくる?」と呟くのが常なのである。

この映画では、「また出逢いたい」、その想いは飼い主であるイーサンより、愛犬ベイリーのほうが強い。黄金色に輝く麦畑の中を、去り行くイーサンを一心に走り追うベイリー。「君と一緒にいたんだよ、大好きだから」。麦畑にベイリーが残した一筋の道のように、どこまでも真っ直ぐな犬という生き物を知ると、いろんなものを抱えてしまう人間だからこそ、その直球ぶりにやられてしまう。

私の愛犬は、また私に逢いたいと思ってくれているだろうかと考えた。少なくとも、そういう人間でありたい。そう思わせてくれる犬たちを、何かが欠ける孤独な心を埋めてくれる癒しの相手などと言うには単純過ぎる。数えきれないほどの命がある中で、互いに出逢えたことこそ奇跡なのだから。ソウルメイトである愛犬に改めて言おう、“ありがとう”と。

文/犬塚 凛

笑いあり、涙ありの作品

最愛の飼い主イーサンを想いながら50年の間に3回も生まれ変わった犬、ベイリー。生まれ変わるたびに犬種や性別、環境が変わっても、その時々の飼い主さんにハッピーな人生を送ってもらうために学び、活躍し、“犬生”を精一杯全うします。人間の最高のパートナーとして経験値を積んだベイリーが、ついに再会した最愛のイーサンに贈るものとは一体…?

奇しくも私は現在1対1で生活を共にしている愛猫ねねが、人生で初めて亡くした愛猫ブラッキーの生まれ変わりなんじゃないかなぁと思って接しているだけに、この映画は想像以上に胸に響くものがありました。ペットを亡くして心を痛めた経験のある人、ペットを愛するあまりに今後の別れとどう向き合うべきか不安だという人の心の救いになってくれる作品です。別れがつらすぎるからと飼うことに躊躇している人にも、別れの悲しみ以上に得られるペットとの幸せな時間を実感してもらえるのではないでしょうか。

わんこの悪気のない無邪気でかわいらしい行動に笑いあり、涙ありの本作。私はいつもより敢えて多めに用意したのにうっかり忘れてしまいましたが、ハンカチは必携。女性はウォータープルーフのメイクがオススメです!

文/賀来 比呂美

映画『僕のワンダフル・ライフ』概要

《ストーリー》

ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの“最愛の人”は、自分の命を救ってくれた少年イーサン。それ以来、1匹と1人は固い絆で結ばれていく。しかし、犬の寿命は人間よりうんと短い。ついに、ベイリーが旅立つ日がきてしまう__はずが、彼の愛は不死身だった!ベイリーはイーサンに会いたい一心で生まれ変わりを繰り返すが、そう簡単にはイーサンと遭遇できない。ようやく3度目で再会を果たしたベイリーは、自ら与えられた“重要な使命”に気付く。

《予告動画》

■監督:ラッセ・ハルストレム『HACHI 約束の犬』『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『ギルバート・グレイブ』
■原作:W・ブルース・キャメロン 「野良犬トビーの愛すべき転生」(新潮文庫)
■出演:ブリット・ロバートソン、K.J.アパ、ジョン・オーティス、デニス・クエイド with ジョシュ・ギャッド
■配給:東宝東和 ■(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC
■公式HP:http://boku-wonderful.jp/

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。
HP
http://petomorrow.jp/

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