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芸人・松本秀樹さん、GREEN DOG佐久間敏雅さん講演会を開催

「日本は本当に“ペット後進国”ですか」セミナーに参加して感じたこと

「日本は本当に“ペット後進国”なのか」と聞かれると、「そうなのかなあ?」と首を傾げる人もいるのではないだろうか。海外のブリーダーの間では、「日本で飼われるペットにはなりたくないよ。」というジョークもあるほど、海外で日本はペット後進国だと思われているそうだ。動物に優しい国、いわゆるペット先進国と言えば「ドイツ」を思い浮かべる人も多いだろう。

ドイツでは犬の飼育に関する細かなルールが法律で定められており、違反すればアニマルポリスや獣医局から指導、悪質な場合には罰せられることもある。しかも一般市民からも通報できる仕組みになっているため、社会全体において、動物愛護に対する意識は高いと言える。何よりもドイツが先進国だというイメージを与えるのが殺処分の数だ。ドイツは殺処分数が0なのだ。

それでは日本はどうなのか、その疑問に答えてくれる講演会参加の機会をいただいた。ペットと一緒に旅をする長寿番組を持つお笑い芸人であり、ペット飼育放棄問題やペット飼育環境問題などペットに関する様々な社会活動を精力的に行っている一般社団法人ナチュラルドッグスタイル(NDS)の主宰・名誉理事としても活躍している松本秀樹氏と、ペットグッズショップGREEN DOG、株式会社ColorZoo代表取締役社長の佐久間敏雅氏の講演会で、その名も「日本は本当に“ペット後進国”ですか」だ。GREEN DOG代官山のあるT-SITEで行われた講演の内容をもとにお伝えしたい。

犬猫の殺処分数・日本の現状を知る

日本がペット後進国だと言われる理由、「それは“公表されている殺処分数”によるものが大きい。」と松本氏は言う。このようなテーマの話は感情論ではなく実データで話さなければならない。そこで松本氏は環境省から公開されているデータを引用し、実際日本ではどのくらいの数の犬や猫が殺処分されているのかから話をスタートする。


(環境省 統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」より)


(撮影:織田浩次)

平成27年度の1年間で、犬46,649頭、猫90, 075頭、合計136, 724頭の犬猫が保健所に送られている。この数から引き取り拒否の数、新たな家族の元へ行く子たちを差し引くと、犬15,811頭、猫67,091頭、合計82,902頭、つまり保健所へ連れてこられた60.6%の犬猫が殺処分されているのだ。ドイツを始めとする諸外国との殺処分数をみると、ドイツでは0頭という数字が出てくる。ここが、日本がペット後進国だと言われる所以なのかもしれない。しかしながら、日本の殺処分数は確実に減少しているのも事実だ。

環境省が発表しているデータによると昭和49年の殺処分数は、犬1,159,000頭、猫63,000頭、合計1,222,000頭であった。この年に保健所に送られた犬猫の総数は1,250,000頭であり、飼い主への返還、譲渡を差し引くと、なんと97.7%が殺処分されていたのだ。それから四十数年が経過し、先にも述べたように現在(H27)では60.6%にまで減少してきている。この10年を振り返ってもその数は3分の1まで減ってきている。これは行政と民間のボランティア団体の協力、そしてSNSの普及なども影響していると考えられ、また「ペットは家族である」という考え方が昔より一層強くなってきていることも一つの要因であると思われる。

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