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【青山尚暉のワンderful LIFE】マリアの幸せ(6)

第八章『マリアの幸せ(6)』

社会性を身につけさせる意味 その3

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【青山尚暉のワンderful LIFE】

ところで、家族の中でマリアが一番好きなのは、朝のお散歩に連れて行ってくれて、朝夕の食事を作り、出してくれるカミサンです。そもそもマリアを里親としてわが家で引き取ることを決めたのもカミサンでしたから、その意味でも感謝してるはずです!?

トレーニングだって、犬のしつけ教室のお手伝いをしていた経験もあるカミサンが担当です。


水上バスで芝浦からお台場へ、水上散歩。でも、マリアは船のゴーゴーとうなるエンジン音が嫌いです。でも、ママといっしょだから多少は安心です。

ならば、カミサンの前でもっともいい子にしていられそうなものですが、実はそうでもないことが判明してしまったのです!

毎月行っていた『わんわんミシュラン』の覆面調査の取材(旅行)では、料理の評価を担当する料理研究家のカミサンもいっしょですが、写真になっていればクルマの前やホテルの前でいい子な感じで座り、笑顔を見せてくれるマリアも、実はそれは10カット撮った1枚だったりするのです。ほかのカットは回りのものが気になったり、音に反応していたり、あくびをしていたり、言葉でコミュニケーションしづらい犬の撮影ってけっこう大変、時間もこちら側の忍耐も必用なんです。

ところが、『わんわんミシュラン』以外の雑誌などの撮影、お仕事のときは、基本的にボクだけです。しかし、そのほうがマリアは”モデル犬として”いい子なんです。


公園を借りて大がかりな撮影。こんなとき、マリアは驚くほどいい子です。カメラマンの期待通りのポーズを決めます。とはいえ、10カット撮って、編集者の目にかなうのはきっと、1~2 カットでしょうけど。

始めて会ったスタッフ、カメラマンに最初は緊張し、距離を置いていますが、いざ、本番となるとスイッチが入るみたいで、例えば「ワゴンの荷室に乗り込むシーン」では、前足だけ荷室のフロアに、後ろ足は地面についたまま・・・なんていう無理な格好をさせられるんですが、こうするんだよと優しく教え、ポーズを決めさせると、嫌がらず微動たりともせず、OKが出るまでじっとしています。


これは先代ナナの雑誌撮影風景。ワゴンの荷室に乗り込むカット。かなり無理な格好ですが、炎天下、よくがんばってくれました。

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