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ペットを守る法律「ローガン法」とは?

ペット愛好家にとって身近な法律というと、国内では『動物の愛護及び管理に関する法律』や『愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律』『狂犬病予防法』などがあるが、アメリカからペットに関連する法律について2つの話題があった。


※イメージ画像

まず1つ目はミシガン州から。『ローガン法』というのを耳にしたことがあるだろうか? ローガンというのは、実はある犬の名前なのだ。

ミシガン州在住のフォークス夫妻はローガンという名のアラスカン・ハスキーを飼っていた。事件が起こったのは2012年の3月のこと。何者かがローガンの顔に希硫酸(バッテリー酸)を浴びせかけ、それによってローガンは顔にひどい火傷を負い、眼は失明した上、苦しさの中で舐め取ろうとしたのか、内臓もやられてしまったという。

治療後、ローガンはそれでもおよそ4ヶ月生き続け、7月9日に息を引き取ったそうだ。当時、ローガンは11歳。シニア犬の域に入り、ほんとうならこれからは穏やかな生活が待っていただろうに…と考えると、飼い主でなくとも憤りがわいてくる。

心中を察するばかりだが、フォークス夫妻は事をそれで終わらせなかった。ペットを虐待から守るための法律が必要であると、その立法を目指して立ち上がったのだ。そのためにchange.orgで呼びかけられた署名運動では、3万筆を超える署名を集めている。

ローガン法には下院法案4853および4855と、上院法案219および220の4つがあるようで、昨年の12月15日の時点で下院法案のほうは上院下院ともに通過し、同月30日にはミシガン州知事の署名がなされたとのこと。上院法案については残念ながら下院司法委員会の議題に上がらなかったということだが、諦めずに次期セッションに提出する予定だという。

気になるその法案の中身には、以下のようなものが含まれているようだ。

◆ アニマルシェルターは里親縁組を決定する前に、その人に動物虐待犯罪履歴があるかどうかを考慮すること。
◆そのためにミシガン州警察の犯罪者履歴データベースへのアクセス権をアニマルシェルターに与える。
◆そのリストに名前が記載されていた場合、5年間は動物を引き取ることはできない。
◆また、アニマルシェルターに対しても、動物虐待の有罪判決を受けた人に動物を引き渡すこと(判決後から少なくとも5年間)を禁止する。
など

The Times Heraldが報じたところによると、関係者は、「これはまだ第一段階ではあるが、こうした立法を望んでいる人は多く、州内に限らず注目を引くのではないか」と言っている。

日本国内においてはアニマル・ウェルフェアの浸透を望む声が高まる中で、この言葉のとおり、今後の展開に注目したくなる法律と言っていいのではないだろうか。

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