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海外でペットと生活する人にその暮らしぶりを聞いてみました《カナダ編》

PETomorrow(ペットゥモロー)】

海外犬暮らし《カナダ編》

所変われば品変わるじゃないが、国や地域、人種が違うと犬を取り巻く環境や犬への考え方などにも違いが出てくることがある。海外でのペットとの暮らしというのはどうなのだろう? 現地に住む方にその暮らしぶりをお聞きしてみた。

「ボールを投げると取りに行かずにそれを目で追っている、“おいで”と呼ぶと走らずにとことこゆっくり歩いて来る。5歳になる娘に対しても守ると言うより、どちらかと言うと素知らぬふりで、娘や、遊びにやって来る娘の友達らに耳を引っ張られようが、シッポをいたずらされようが気にする素振りも見せません。とにかくマイペースでのんびり、かつクールなコなんです」

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美しく、荘厳なる山々を眺めながら愛犬ジャグとトレッキング/©A&J

A子さんは愛犬ジャグのことをそう話しながら明るく笑う。A子さんご一家が暮らすのは、カナダ最西部のブリティッシュ・コロンビア州(BC州)、Kootenay(クートネイ)のSlocan Valley(スローカンバレー)と呼ばれる地域。BC州の東側には雄大なロッキー山脈がそびえ立ち、州の約4分の3は森林地帯であると言われるだけあって、山に囲まれた自然豊かな土地だ。湖に沿って走る一本道の両脇には家やお店がぽつん…ぽつん…と立ち並び、街灯らしきものも見えない。町と名がついていても人口は200人程度の集落といった感じである。

BC州は野生動物の宝庫でもあり、白頭鷲やシロフクロウ、グリズリーベア、海であればシャチやトドなどの姿を見ることができ、一時は害獣指定されて数が減ったピューマ(別名クーガー、マウンテン・ライオン、パンサー、ディア・タイガー)も北米大陸ではBC州を含む主に西部地帯で生息しているという。

「特に私たちが住むこの周辺では、家庭菜園や家畜を所有し、できるだけこの土地で自給自足できるようなHome stead(ホームステッド)と呼ばれる生活を求める人たちが多くいます。耕す畑はオーガニックであって、Permaculture(パーマカルチャー)という持続型農業のモデルになるガーデンもありますし、資本だけに頼らず、Barter(バーター)と言われる物々交換やワークトレードも盛んに行われています」

パーマカルチャーとは「permanent(半永久的な)」と「agriculture(農業)」「culture(文化)からなる造語で、持続型の農業を土台に、自然と調和しながら文化を築いていくというオーストラリア発祥の生活デザイン思想のこと。

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