2016-04-19 緊急災害時はペットとの同行避難を考えること!【ペットの防災対策特集(1)】 ペットとの同行避難ペットの防災 【PETomorrow(ペットゥモロー)】 私たちが暮らす日本は、地震が起こりやすいプレート上に位置しています。そのため、阪神・淡路大震災(平成7年)、新潟中越沖地震(平成19年)、東日本大震災(平成23年)などの大きな地震に、これまで幾度となく見舞われてきました。また、つい先日には、熊本県を震源地とする熊本地震(平成28年)が起こり、甚大な被害が出て、たくさんの人や動物たちが被災しました。 家族の一員であるペットの防災対策については国でも取り組みを始めていますが、残念ながらその内容が飼育者に十分に浸透していないのが現状です。地震が起きてから焦らないためにも、日頃から情報を収集して、いざという時に備えておくことが大切ではないでしょうか。 ◇防災対策その1 避難場所とルートの確認 避難ルートと避難場所の確認は地図上だけでなく、実際に避難ルートを愛犬と歩いて(猫の場合はキャリーに入れる)、危険な箇所はないかなどチェックしておきます。震災時は建物の倒壊も予想されるので、避難ルートは一つではなく、二つ以上は確保しておくこと。また、避難時は瓦礫が散乱しているかもしれないので、犬の脚をケガから守るために、犬用の靴や靴下の準備も忘れずにしておきましょう。 ◇防災対策その2 ペットの同行避難 平成23年に起きた東日本大震災後に環境省が定めた『災害時におけるペットの救護対策ガイドライン』(※1)では、緊急災害時はペットを連れて避難する“ペットとの同行避難”を推奨しています。 熊本地震では、ペットとの同行避難が推奨されている避難所があることを知らなかったために、ペットと共に自宅に留まった人や、愛犬や愛猫を家に置いてきた、もしくは外に放してきたという飼い主さんもいたようです。“ペットとの同行避難”は、飼い主さんとペットが自宅での二次災害に巻き込まれるのを防ぐ役割や、迷い犬や迷い猫をできる限り出さないための予防策となります。飼い主さんは自分とペットの安全のためにも、避難の際は必ずペットとの同行避難を行ってください。 避難所での犬や猫の面倒は、食事から健康管理に至るまで基本的に全て飼い主さんが見ますが、自治体によっては違う場合もあるようです。自分が住んでいる地域ではどうなっているのか、防災担当窓口に問い合わせて確認しておきましょう。災害情報については日頃から自宅周辺のペット仲間と共有しておくと、いざという時に助け合うことができます。 ※1 環境省『災害時におけるペットの救護対策ガイドライン』 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdf#search=’防災マニュアル+ペット避難’ 取材・文/丸山美恵子 配信サイト:「ペットゥモロー」 https://petomorrow.jp/ ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 「盗み食い」をする食いしん坊なペット10選! (1.25) いま話題の「一読(わんどっく)」ってなんだ? (1.25) 今日も2人は一緒に歩いている。 (1.24) なぜ、犬は飼い主の個性に似てくるのか…? (1.23) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! いま話題の「一読(わんどっく)」ってなんだ? 猫が死んでもう10年。その間、私は何をしてきたのか。 人生の中で避けて通れない”恋”。あなたの恋愛タイプを診断【心理テスト】 思わず嫉妬!?毎晩同じベッドで眠る犬と猫(笑) \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする