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がんを患うペット急増で家庭用ペットフード製造装置に高まる期待

現在、日本にはペットの犬や猫が2500万頭飼育されている。この数は日本の15歳未満以下の人口の約1.5倍に匹敵する。アメリカでは日本の約7倍のペットが飼育されている。

近年ペットブームになっている中国では、将来的に4兆円規模の産業になると見込まれている。感染病の予防、飼育環境の改善などで平均寿命が延びてきている。10年ほど前は平均寿命は10~12歳だったのが、最近は14,15歳と1.2~1.5倍平均寿命が延びている。

寿命が延びるにつれて、老齢疾患であるがん、脳疾患、白内障など、人間で問題になっているような病気が動物でも増加してきている。飼い主は犬や猫を自分の家族のように扱っていることが多く、特に都会ではその傾向が著しい。

こうした状況をふまえて獣医療を対象とした保険制度が普及してきて、ペットにお金をかける人が増えてきている。10年前の6~10倍のお金をかけているのが現状だ。今年1月、東京で独立行政法人科学技術振興機構が主催する新技術説明会が開催され、その中で興味深いセミナーが行なわれた。

そのセミナーのテーマというのが、「美味しくて健康によいペットフード製造装置」。講演を行なったのは、鳥取大学農学部共同獣医学科の岡本芳晴教授だ。岡本芳晴教授は、ペットフード製造装置及びペットフード製造方法の研究を続けている第一人者だ。個人的に、前からペットの食べ物について関心があったので、このセミナーに参加してきた。

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鳥取大学農学部
共同獣医学科
岡本芳晴教授

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