歩行異常が見られる

普段と違う歩き方をしている場合、外傷による痛みや骨折、脱臼などの症状が疑われる。触ろうとした際に嫌がったりする場合は、痛みを伴っていることが考えられる。また、猫はケガをしている場所をしきりになめることもあるので注意深く観察すること。とくに目立った外傷がなくフラフラと歩く場合は、先天的な障害や神経の病気、中毒などの可能性がある。歩き方によっては病気を特定できる場合もあるので、病院に相談すること。
ここをチェック!1つでもあてはまったら要注意!
① ケガはしていない
② 触ると痛がる
③ 元気がない
④ ぶつかりやすい
⑤ 熱や咳などのほかの症状がある
⑥ 歩き方を確認しよう
- 後ろ足を引きずる
前足だけで歩こうとする場合、脊髄を痛めている場合も。 - フラフラ歩く
脳や神経の障害が考えられる。また病弱している可能性も。 - 片方の足を引きずる
骨折や脱臼の可能性がある。その場合は、患部を動かさないように。 - ギクシャク歩く
ぎこちない歩き方の場合は、腰の骨や股関節などの病気が疑われる。

