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わんこの入手方法(1)ペットショップ【Dr.林のわんこの処方箋】

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動物を家族に迎え入れるにあたって、最も一般的な方法は、やはりペットショップからの購入でしょう。ワンちゃんを飼うことを確実に決めていて、しかも飼いたい犬種が決まっているのであれば、いきなりブリーダーさんの所に問い合わせるのも一つだが、たいていは悩みつつ、なんとなくペットショップに行ってみるのではないでしょうか。

そして実際にワンちゃんを見てみて、触れてみて、色々な店を見たり、家に帰ってからも考えたりして、悩みに悩んだ結果、購入を決める、というような手順。このような過程では、やはりペットショップが一番のお勧めでしょう。ペットショップに一度でも行ったことがある人は分かると思いますが、展示されているワンちゃんやネコちゃんを眺めていても、最近の店員さんはあまり強引に購入を勧めてきたりはしません。

なぜなら、そんなお客さんのほとんどは“可愛いから見ている”だけなのです。例えば、デートの途中に、お金がかからないし可愛い動物も見られるし、ということで来ているカップルもいれば、買い物途中であきてきた子供をあやすために来ている家族連れもいるでしょう。だから店員さんもわかったもので、それほど積極的にお客さんに話しかけてきたりはしません。

つまり、ゆっくりじっくり店を選びつつ、ワンちゃんを選びつつ、ちょっと「いいかな」と思ったワンちゃんがいたら、そこで初めて店員さんに声をかけてみれば良いのです。そこでちょっと触らせてもらったり、抱っこさせてもらったり、詳しい性格なんかを聞いてみて、しっくりこないならば、また初めから、で全然構わないのです。

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ワンちゃんは、存在的にも金額的にも、大きな買い物なので、妥協は絶対に禁物です。

また、ペットショップ選びも重要です。動物病院スタッフなら「あのペットショップから来た動物は、よく病気になる」とか「先天的な病気がよく出る」などという情報を持っているので、動物病院にペットショップの選び方を相談するのも一つである。そもそもペットショップは動物を扱っている業種の割には、それを運営するのに獣医師免許を必要としないのです。

つまり、必ず獣医師を置く必要はないのです。動物愛護法においても「動物販売業者は、購入者に対して、動物の適正な飼い方について必要な説明を行ない、理解させるように努めなければならない」とあるのですが、それを破っても(そもそも定義自体が曖昧)余程ひどくない限り、罰せられたりはしません。

ペットショップによっては、かなり動物の管理がずさんな所もあり、ずさんにする気がなくても、知識がなくて、自然とそうなってしまう所もあるのです。ペットショップでは、多数の動物を扱っているので、やはり一番恐いのは伝染病です。どのような病気があるのか、それがどのように伝染するのか、どうやれば予防できるのか、それを店長を含め、スタッフ全員が完全に理解しているショップが理想的でしょう。

徹底した衛生管理のできている安全なショップを見つけるにはどうすれば良いでしょうか?やはり情報収集が大切です。近くの動物病院に聞いてみるのもいいし、近くの公園で集まっている犬好きの人達のうわさ話を聞いてみるのも良いでしょう。

一番良いのは、ペットショップの店員さんに病気のことを聞いてみることです。それにはあらかじめ、自分で少しワンちゃんの伝染病などについて勉強して、何気なく聞いてみましょう。もし、答えられなければ、そのペットショップは勉強不足!とにかく、ワンちゃんを選ぶ前には、そのワンちゃんを扱っているペットショップを、厳密に審査する必要があるのです。

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ショップが決まったら、次は犬選び。

ペットショップで扱っているのは、大抵生後2~3ヶ月齢くらいの子犬なので、そんな子犬がやせていたら問題外。健康な子犬は、体がかたくしまっていて(堅太り、つまり筋肉太り)、抱くとズシリと重みを感じるはずです。毛づやも良くて、子犬特有の柔らかい毛が、フワッと立っています。目は生き生きとしていて、もちろん目やにや鼻水も出ていません。

足も曲がってないし、歩き方もしっかりしています。当然、離乳は終わっているのでかたいウンチをするのでお尻は汚れません。汚れるのは、下痢をしているかウンチの上に座る癖があるか、キレの悪いウンチをしているか、なのです。

とにかく通販と違って、その場で触ってチェックできるのだから、よーく健康状態を確認してから選ぶようにしましょう。もちろん、ワクチンも数回済んでいないといけません。ワクチンについては別の時に詳しくお話しします。

教訓:

一、ペットショップで犬を購入する場合、ショップ選びも重要!
二、ワンちゃんを選ぶ時は、可愛らしさだけでなく、健康面が最重要項

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文/林 文明(はやしふみあき)

1988年北里大学獣医学修士課程修了。1998年コロラド州立大附属獣医学教育病院に留学し、欧米の先進動物医療を学ぶ。現在は、山梨・東京・ベトナムで5つの動物病院を経営。獣医師、日本動物医療コンシェルジュ協会代表理事。
日本動物医療コンシェルジュ協会
http://www.jamca.gr.jp/
ノア動物病院
http://www.noah-vet.co.jp/

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