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赤色が見えにくい!犬の眼の構造を知ろう【わんこの処方箋】

Dr.林のわんこの処方箋

犬の眼について

犬は人間と同じように、視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚の五感があります。人間の場合は、その中でも視覚が80%以上の割合を占めていて、目はもっとも重要な感覚器になっていますが犬の場合、嗅覚が40%、聴覚が30%、視覚が20%、その他10%くらいです。

犬は、物を見分ける能力は低いのですが動くものを捉える動体視力は優れていて、いわゆる近眼ですが、動くものであれば、人間よりもはるか遠くから察知することができます。また、犬は色盲とも言われていて赤色が見えにくいようです。

子犬は目を閉じたまま生まれてきます。生後7~14日くらいで、上下のまぶたが離れて目が開くのです。しかし目は開いているだけで、最初はよく見えていないようです。またこの段階では、角膜(眼球の表面の透明の膜)はわずかにくもっているが、生後4週齢を過ぎる頃にはくもりが消失し、普通に透明になります。

人間と犬は眼の構造が少々異なります。(猫は犬と一緒です)

その特徴的なものの一つに瞬膜があります。これは第三眼瞼(だいさんがんけん)とも呼ばれ、つまり3つ目のまぶたなのです。

この瞬膜はふだん目頭の下の方に収納されていますが、時々まばたきの時に現れます。見た目は白い膜で、上のまぶたの目尻の方を軽く押すと出てくるものですが、この瞬膜が出っ放しの時もあります。その場合は病気の時もあるので早めに動物病院での診察を受けた方がよいでしょう。瞬膜だけの問題のこともあるし、全身状態が悪くなっている信号の時もあるからです。

二つ目は、輝板(きばん)です。これはタペタムとも呼ばれるもので、網膜の位置にあります。網膜は、眼球の内側の一番奥にあるもので、そこにビッシリと光を感じる細胞が並んでいて、人間は、光が目の中に入ると、一回だけその光を細胞が感じます。

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