TOP>連載 > トレーニング【わんちゃんからの贈り物】

  • 連載

トレーニング【わんちゃんからの贈り物】

紫しえのわんちゃんからの贈り物 vol.7

トレーニング

私のお家は、父のお休みが不定休、いやほとんどお休みはありませんでした。ですから週末だからといって、両親が何処かに連れて行ってくれるという習慣はなく、だいたい外食以外はお家で過ごした記憶があります。

遅めに起き、朝食をとっているとダイニングの前のテラスを「タッ、タッ、ター」と、華麗に過ぎ去っていく音がします。アルキメデス(ボクサー犬)です。父がお仕事でいない時は、自主的にお家の周りを一周します。お庭からスタートして、ダイニングの前のテラスを通り、バッグヤードの犬舎(動物園の檻のような)を横切り、お勝手口の前を過ぎ、ガレージを抜けてお庭へ。

このコースを何周もするアルキメデス。私はいてもたってもいられなくなり、急いで朝食を済ませ、走っているアル(アルキメデス)に合流するための準備に入ります。母が心配して、「食べてすぐ、走っちゃダメよ~」と。「は~い」と、一応、返事はしますが、私は最早、トレーニングモードに気持ちは切り替わっています。生まれてすぐ大病に罹り、10歳までマラソンなどの長距離や水泳でハードに泳ぐことをお医者様に禁じられていた私。

「だめです」と言われると頑張りたくなってしまう性分の私・・・(笑)。いつも普通に生活できる様に身体を鍛えなくてはと考えていましたので、お家の周りを一周するのは週末の日課にしていました。そして、それが長く続いたのはアルのおかげです。

私が走る前にすでにトレーニング(?)を開始していたアルですが、私の登場に喜び、私にお手本を見せるが如くはりきり、スピードアップして「タッ、タッ、ター」と走り出します。負けずと走る私ですが、一周ですでに息苦しく、やはり片肺はハンディがあるな~と、ちょっと落ち込む私にジャンプしておどけて見せるアル。私はそんなアルの優しさに二周目に挑戦。でも、走ってではなく歩いてゆっくりと周りました。

大きなお庭に着き、綺麗な緑色の風景を眺めながらお椅子に腰を下ろし、深呼吸。「ジャブ、ジャブ、ジャブ」凄い勢いでお水を飲むアル。私も喉が渇いたな~と思っていたら、母がリビングの大きな窓を全開し、冷たい飲み物を持ってきてくれました。

そして、お庭のお花たちにも母は水をやり始めました。アルはお庭に背中を擦り付け、母に近寄り、朝のご挨拶。そう、父のいない休日は皆んな、のびのびとしています。(笑)

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • 連載

【ペットのがん治療】がんの化学療法について (10.18)

  • 連載

光を失った犬が教えてくれたのは「今を頑張ること」【保護犬と暮らす】 (10.18)

  • 連載

【いぬのはてな】いくつ知ってる?「犬のことわざ」〜後編〜 (10.17)

  • 連載

【ペットのがん治療】そもそも「がん」とは? (10.16)

  • 連載

【いぬのはてな】いくつ知ってる?「犬のことわざ」〜前編〜 (10.16)

  • 連載

愛犬の健康を維持するためのフード選び (10.16)

[PR]
  • 連載

【いぬのはてな】犬を飼っていない人の家に行く時に持参したいもの (10.15)

  • 連載

【いぬのはてな】ミックス犬の魅力と種類について (10.14)

もっと見る

注目のグッズ

背中に乗るドラえもんがかわいい!写真映えするキュートなミニベスト

車の乗り降りの負担を軽減!コンパクトに収納できるペットスロープ

にゃにゃっ?予測不能な動き「カオス理論」を応用したハイテク電動ねこじゃらし

機能性とデザイン性を両立した日本製の自動給餌器

アリなどの不快害虫からわんこを守る「インセクトシールド」

浮世絵師「歌川国芳」の猫をあしらったかわいい升酒グラス

猫が猫型ロボットに…!?「ドラえもん」に大変身できるアイテム

犬と猫、どっちを選ぶ…?村松誠の2018年版カレンダー

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る