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『世界のアニマルシェルターは、犬や猫を生かす場所だった。』を読んで【犬猫家族】

石黒由紀子の犬猫家族

~豆柴センパイと捨て猫コウハイと一緒に~ vol.30

豆柴のセンパイとまったり暮らしていた石黒家に、ある日捨て猫がやってきた! 犬と猫、仲よくなれるの? 不安いっぱいでスタートした夫婦+ワン!+ニャン!の日常は喜びと感動と、あきらめと……。犬と猫と暮らして見えてきたこと、使って気に入ってるグッズやおすすめのフード、趣味の動物愛護のことなど、ペットにまつわるあれこれを若干ゆるめに綴ります。

『世界のアニマルシェルターは、犬や猫を生かす場所だった。』を読んで

先日、女優の片桐はいりさんと、ムーミン研究や翻訳で知られる森下圭子さんによるトークショーにお邪魔しました。片桐さんの著書『私のマトカ』にちなみ、マトカ(フィンランド語で旅のこと)についてお話され、熱く盛り上がったイベントでした。片桐さんの目的を持たない旅の醍醐味や、「タイでは山岳民族を訪ねました」という森下さんの探究心。旅も人柄、個性的な旅を心から味わい楽しんでいるおふたりの興味深いおはなしばかり。

そこで私も考えました「私も旅は好き。これからも幾度となく旅に出ることだろう。ならば、何か旅のテーマを設定しておくのもいいかもしれないな」。これまでの旅で、国内外問わず、あれば訪ねるのは市場と動物園。ローカルなスーパーマーケットも好きです。「観光地を巡るより、その街で暮らすように旅をしたい派!」 なんて考えていたところに『世界のアニマルシェルターは、犬や猫を生かす場所だった。』という本が届きました。

著者は本庄萌さん。アメリカで動物法を学び、現在は日本の大学院の博士課程に在学中。子どもの頃から動物が好きだった本庄さんが、8カ国25カ所の動物保護施設を訪ねた記録。「なにかテーマを持って旅をすること」に思いめぐらせていた私にとって、グッドタイミング!

動物愛護についてや、犬や猫などペットと呼ばれる動物たちの命を考える活動は、私にとってライフワークのひとつです。活動をしていて感じることは、人々の温度差。捨て犬捨て猫問題、殺処分は、動物に関わる人にとってはとても重要な関心ごと。現実を熟知し、熱く活動をしている人がいる一方、「動物愛護? 聞いたことはあるけれど何のこと?」という人も本当に多いのです。そして、その目に見え合い境界線の壁はなかなか厚い。

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