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後ろ足スキップは要注意!犬の膝蓋骨脱臼について【Dr.古江のお悩み相談室】

膝蓋骨脱臼という膝の異常

皆さんのお家のワンコ、お散歩中に後ろ足でスキップのような歩き方をすることはありませんか?

私が休日など近所を歩いていると、ワンコのお散歩をしている方をよく見かけますが、結構な頻度で後ろ足をスキップするように歩いたり、歩きながら後ろ足を使って砂を蹴るような仕草でピンピンと足を伸ばしているワンコに遭遇します。そんなとき、私は「あっ、あの子膝が弱いんだろうな」なんて考えながらすれ違います。

さすがにそのワンコのところへ駆け寄って行って「この歩き方はお膝が悪い可能性がありますよ。」なんて事をしていると、まるっきり不審人物になってしまうので、教えたい気持ちをぐっとおさえてすれ違っています。

このスキップをするような歩き方をする原因で多いのは、膝蓋骨脱臼という膝の異常です。大型犬でも診断することはありますが、圧倒的に小型犬に多く認められます。特に多くみられるのは、膝のお皿が内側に向かってずれてしまう膝蓋骨内方脱臼と言われる疾患です。トイプードル、ポメラニアン、チワワ、ヨークシャーテリアなどでよく認められます。

成長とともに症状が改善するケースもありますが、悪くなるケースの方が多いので、若いうちにこの病気が分かった場合は継続的なチェックが必要です。

痛がったり、気にしたりする様子もないから気にしていない飼い主さんも多いかもしれませんが、場合によっては歩行ができなくなる場合もありますので、先ほど言ったようなスキップをするように後ろ足をかばう歩き方や、3本足で歩くような様子が目立つようであれば、かかりつけの動物病院を受診されることをお勧めします。

膝蓋骨脱臼?なんか難しい病気だなと思われるかもしれませんが、要するに膝のお皿が本来ある溝の位置から内側や外側にズレてしまう疾患です。

この疾患は、軽い症状から歩行困難になる重い症状までかなり程度にばらつきがあります。そのため、グレード分類というのがありますので、紹介しますね。

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