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シニア猫は要注意!〜甲状腺機能亢進症について〜【Dr.古江のお悩み相談室】

猫の甲状腺機能亢進症

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シニアになってくると人も動物も何かしらの持病を抱えることが多いものですが、今日はシニア猫ちゃんに多く見られる病気の一つ、「甲状腺機能亢進症」についてお話ししたいと思います。

聞きなれない病気かもしれませんが、英国での大規模な調査(95629頭)によると、猫全体の2.4%、10歳以上の猫に限って言えば8.7%が甲状腺機能亢進症だったという報告もあります。甲状腺機能亢進症は獣医師が、猫ちゃんの内分泌疾患で一番よく遭遇する病気なんですよ。

この病気は喉のところにある甲状腺と呼ばれる部分(人でいう喉仏のあたり)が、甲状腺ホルモンを作りすぎてしまうために起こります。ほとんどが良性の病変で、甲状腺がんは全体の2%程度と言われています。甲状腺ホルモンというのは身体中の細胞の新陳代謝を促す作用を持っているため、甲状腺ホルモンが過剰になるとエネルギー消費が亢進され、それによって軽いものから重いものまでいろいろな症状が出てくるんですね。

場合によっては今まで以上に元気に見えてしまうこともあるので、発見が遅れがちな病気の一つでもあります。

臨床の現場でよく見るのは「元気だし、最近ものすごく食べるのに痩せてきたんです」と飼い主さんが病院に連れてくるケースです。新陳代謝が活発になりすぎて、食べても食べてもエネルギーをどんどん消費してしまうことで痩せてくるんですね。

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