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猫の血圧、定期的にチェックしてますか?【にゃんこの処方箋】

Dr.林のにゃんこの処方箋

猫の高血圧について

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ついつい塩辛いものをいっぱい食べてしまったときなど、「あ~高血圧だからこんなに食べちゃだめなのに~」という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。実は猫さんにも高血圧という病気はあるのです。

ちなみに、血圧とは、血液が血管の中を通るときの血管にかかる圧力のこと、です。

心臓は、ポンプのように血液をドクンドクンと血管へと押し出していますが、心臓が収縮して血液を押し出した瞬間の血管にいちばん強く圧力がかかった状態が収縮期血圧(最高血圧)です。そして、収縮した後に心臓がひろがる(拡張する)ときの圧力がいちばん低くなった状態を拡張期血圧(最低血圧)といいます。

人間では高血圧の原因として遺伝や塩分の取りすぎ、ということがありますが、猫の原因はなんでしょう?猫の高血圧は、他の疾患が原因で二次的におこるのがほとんどです。では、他の疾患とはどのようなものでしょうか?

それは、
1.慢性腎不全
2.甲状腺機能亢進症
が代表的なものです。

これらは中高齢以降の猫に起こりやすい疾患として有名です。慢性腎不全の猫では、高血圧を軽減させてあげることが長生きにつながる、という報告もあるのです。そんなわけで、じつは血圧のコントロールは重要なポイントのひとつなのです。

持続的な高血圧は、腎臓、心臓、脳、目などに傷害を与えることがあります。
腎臓:蛋白尿の出現とそれに伴う腎不全の悪化
心臓:心臓に負荷がかかることで起こる心肥大と心不全の発現、悪化。
脳:発作や脳卒中などに伴う神経症状
目:ものを映し出すスクリーンの役目をしている網膜の変性や剥離などによる失明
などがみられることがあります。

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